680馬力のV8ツインターボエンジンを搭載した2990万円のスーパーツアラー! アストンマーティンが「DB12」を発表 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■アストンマーティンが次世代スポーツカー第一弾となる新型DB12を発表した

■680馬力の4リッターV8ツインターボエンジンを搭載

■最新インフォテインメントシステムや最高級マテリアル採用でラグジュアリーな内装を実現

DBシリーズ史上もっともパワフルでエレガントなGTカーが登場

 映画「007」の劇中車として登場したことで、一躍その名が世界に知れ渡ったイギリスのスポーツカーブランド、アストンマーティン。ラインアップのなかでも「DBシリーズ」は、戦後のブランド復興に寄与したデイビッド・ブラウンのイニシャルを冠したGTカーとして数々の名車が生み出された、いわばブランドを象徴するシリーズだ。

 そんなDBシリーズの歴史を受け継ぐ新たなモデルとして「DB12」が発表された。

 そのコンセプトは「スーパーツアラー」。圧倒的な走行性能とウルトラ・ラグジュアリーというふたつの要素を実現するためにさまざまな進化を果たした。

 まず、圧倒的な走行性能を実現するためのパワートレインには、4リッターV8ツインターボエンジンを採用。最高出力680馬力、最大トルク800NmとDB11より約34%もの性能向上を実現。この結果、0-100km/h加速3.6秒、最高速度325km/hとスポーツカーとして十分すぎる性能を発揮する。

 この強大なパワーをリニアに駆動輪へ伝えるために、アストンマーティンのDBシリーズでは初採用となるエレクトリック・リヤ・ディファレンシャル(E-Diff)を採用した。E-Diffは横滑り防止装置と連動することで、従来のLSDよりも極めてスムーズに駆動配分を変化させ、ドライバーの意思に瞬時に反応するレスポンスを手に入れた。


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