「群馬から世界へ」を合言葉にサスティナブルな取り組みがより加速する! ミシュランが東京から群馬へ本社を移転

この記事をまとめると

■タイヤメーカーのミシュランが本社を東京都から群馬県に移転

■地元企業や学校などと連携して産官学を図る予定だ

■「群馬から世界に」を合言葉にさまざまな取り組みを加速させていくとのこと

世界的タイヤメーカーの日本法人が本社を移転

 世界中には数多くのタイヤメーカーがあるが、フランスのミシュランほど世界的に認知されているタイヤブランドはないのではないだろうか。

 同社は1889年と、いまから130年以上前に創業した超がつくほどの老舗ブランドであり、我々が普段乗る乗用車から自転車、レーシングマシン、そして航空機のタイヤなども手がけているほか、「ミシュラン三つ星」で有名な、世界的名店が多く記載されているミシュランガイドの監修も手がけている。

 また、ミシュランは、日本法人として「日本ミシュランタイヤ(以下ミシュラン)」を展開しており、国内のさまざまなシーンでタイヤの販売や供給も行っていることも承知の通り。

 そんなミシュランは、2021年に”事業開始の地”として縁のある群馬県太田市に本社を移転すると発表していた。それが、先日の8月1日に登記が完了したことによって、正式に群馬県に籍を置く企業として新たなスタートを切った。

「群馬から世界に」をキーワードとしているほか、製品開発の拠点なども群馬に置くことによって、群馬大学をはじめとした学術機関や、群馬を拠点とした企業などと協力して、「産官学連携」を図る計画だという。そのほか、地域貢献や次世代を育成する目的で、群馬県はもちろん、国内のさまざまな学生をインターンとして迎え入れる準備や講師派遣などといったボランティア活動も進めているとのこと。

 また、ミシュランでは今後、カーボンニュートラルなどに配慮した、100%持続可能なタイヤ作りなども研究開発をおこなっており、そういった面でも積極的に地元企業や学校などと連携して、製品開発を進めていくという。そのほか、物流面で問題とされている2024年問題の解決や環境負荷の少ない持続可能な物流などへ向けた取り組みも、地元企業などと連携し行っていくと発表した。

 そして、今回使用する本社社屋は、既存建物をそのまま生かす形を採用しているほか、それに付随する各施設などへ使用する素材は、再資源化可能な材料やコンテナを導入することで、環境への配慮を実現しているとのこと。

 本社が群馬へ移転したことで、いままでの従業員には引越し以外の選択肢として、テレワークなどを積極的に導入し、会社の労働環境をよりフレキシブルに進化させたとの発表も行われた。

 今後、ミシュランの新技術や新製品が、コンセプトである「群馬から世界に」を体現する日が来るかもしれない。大袈裟にいえば「Meide in GUNMA」だ。そうなれば、我々日本人からすれば非常に誇らしいことになるのではないだろうか。そんな夢が広がる、本社移転に関するニュースであった。


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