タイヤで大損するかどうかは日常のちょっとした差! タイヤの寿命を縮める5つの行為 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■タイヤの交換サイクルを早めてしまうタイヤに優しくない行為がある

■空気圧のチェックは必須で空気圧が低いとゴムの寿命を早める

■長期間の放置や駐車場所、外したときの保管場所など走っていないときにも注意が必要

タイヤの交換サイクルは乗り方でずいぶん変わる

 タイヤはクルマのすべての性能、安全性に直結するものなので、クルマのエキスパートは口々に「タイヤだけはケチるな」とアドバイスしている。

 ただ、ケチる気はなくても、同じ銘柄のタイヤを履いているのに、長持ちさせられる人と、交換サイクルが早くなってしまう人がいる。

自動車のタイヤ

 これはタイヤマネージメント、つまりタイヤの使い方に違いがあるということ。タイヤを長持ちさせられない人は、知らず知らずのうちにタイヤを傷める行為を繰り返している可能性があるので、タイヤにやさしくない行為をしていないか、下記をチェックしてみよう。

空気圧が低い

 タイヤの空気圧は1カ月に5~10%ほど自然に抜けてしまう。とくに秋は夏場に比べ一気に外気温が下がるので、タイヤ内の空気も収縮して、空気圧が大きく下がる。

自動車のタイヤの空気圧を確認している写真

 タイヤの空気圧が低いと、走行中にタイヤがたわんで変形し発熱するので、ゴムの寿命を縮めてしまう。偏摩耗の原因にもなるし、燃費も低下。最悪、ビートが落ちたり、バーストしたりすることもあるので、空気圧は月に一度は点検、調整すること。

タイヤワックスを使わない

 タイヤには、ゴムのひび割れを防ぐ老化防止剤が含まれているが、洗車の際、洗剤やタイヤ用のワックス、艶出し剤を使うと、その老化防止剤まで流れ落としてしまう可能性がある。

タイヤワックスを吹きかけている写真

 タイヤの寿命を延ばしたければ、タイヤの汚れは、水洗いだけで落とすのがベスト。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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