知られざる豪華絢爛な「デコトラ」の経済事情! 名車「光豪徹丸」の改造費を聞いてみたらスーパーカーが買えるレベルだった!! (2/2ページ)

改造費用の総額は2100万円オーバー

 一方、キャビンを彩るパーツ群の充実も目を見張る光豪徹丸。前衛的なバイザーと3本角オコシのパイプで構成したミラーステーのセットは100万円。ルーフに鎮座するロケットはレーザー加工で幾化学模様を抜き加工。これも左右2本で110万円。キャブハシゴは本来の使用目的をなくし、縦長のアンドンをセット。抜群の華やかさを誇るアイテムで約30万円。いずれも大阪のステンレスアートG-1が製作したワンメイクものだ。

 アンドン板はすべて宮城の慈望堂謹製。昼は黒いボディカラーとシルバーのステンレスパーツに、赤を基調とした多色使いの華やかさをプラス。文字だけでなく、桜の花びらや星柄、サイドバンパーに昇る龍などの図案も芸術的な仕上がりを見せる。

 ナイトシーンの美しさも特筆ものだ。アンドン板一式で180万円の代物だ。ボディ側にそびえ立つプロテクターの背面には、エアーブラシトモヒロ謹製のペイントが睨みを効かす。50万円の費用が掛かった大作だ。

早見さんのトラック05

 光豪徹丸のハイライトはじつは内装。250万円もの大金を投じてVANTACが手腕を揮ったインテリアは、総生地張りに留まらず、ダウンライトやモニター増設とカスタムカーの流儀。

 オーディオシステムも本来ベッドの位置にKICKERのスピーカーをインストールしたウーハーボックスを組むなど、サウンド面も一切の妥協がない作り込みで、並みのデコトラとは一線を画す極上空間だ。

早見さんのトラック06

 その他、説明を省いたパーツを含めて、改造費用の総額はなんと2100万円(!)。車体価格の3倍もの費用を投じたデコトラ界を騒がす大作が光豪徹丸だ。

 オーナーの早見将太さんは、当初は軽くカスタムをするつもりだったが、気づいたらすっかりのめりこんでしまったそうだ。それだけに理想の姿を追求するワンメイクのデコトラを創り上げるとは大変な工程だ。

 現在はさらに130万円をかけてバスフェンダーを装着。今後もさらに飾りを付け加えるというから、トラックアートに掛ける情熱は、凡人には理解できないレベルの達人だ。


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