この記事をまとめると
■上海モーターショーでマツダが新型BEV&PHEV「EZ-60」を発表
■航続距離はBEVで約600kmでPHEVでは1回の給油で1000km以上
■安全および利便性を高める各種スマート機能を満載する
長安マツダが開発・製造する「EZ-60」を上海で初披露
マツダの中国現地法人である長安マツダが、合併事業のパートナーの長安汽車との協業による第2弾電動モデル「MAZDA EZ-60」を上海モーターショーで世界初公開した。
マツダ「EZ-60」のエクステリア画像はこちら
“FUTURE+SOUL+MODERN”をデザインテーマに、エクステリアはエレガント×モダンを両立させた最新デザインをまとい、ボンネット先端のエアインテークでは近未来感も演出。空力特性を高め、高速域での電力消費効率の向上に貢献している。
航続距離はBEVモデルで約600km、PHEVモデルでは1回の給油で1000km以上の走行を想定している。
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前後重量配分は50:50と最適化されており、サスペンションはフロントにストラット式、リヤはマルチリンク式を採用。電子制御ダンパーで運転するシーンを問わず「人馬一体」の走りを実現している。
最先端の技術を満載したスマートキャビン
コクピットには26.45インチ5K一体薄型センターディスプレイ、3Dヘッドアップディスプレイを採用。音声・タッチ・ジェスチャー操作対応のスマートキャビンやAI制御のインテリジェントドライブ&パーキングが快適性と安全性を高めている。
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室内には23個のスピーカーによる立体音響システムで、臨場感あふれる音響を実現。またヘッドレストにはそれぞれスピーカーを内蔵しており、運転席と助手席で異なる音楽を聴くことも可能だ。
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マツダは、電動化をしても「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続けることを目指しているのを「EZ-60」は証明するようなモデルとなっている。中国だけでなく、グローバルに展開されることを期待したい。