2025年はGR86で最速自動車部が決まる! 「Formula Gymkhana」2025シーズンが鈴鹿ツインサーキットで開幕 (2/2ページ)

Rd.1の出場を決めた12校

 Formula Gymkhanaの予選ラウンドに出場するためには、各ラウンド前に実施される選考会を通過する必要がある。予選大会の出場チームは、まず提出されたレポートによる1次選考を実施。その後、ドライビングシミュレータを使用したタイム計測による2次選考を経て、3ブロックに分かれた予選ラウンドへの進出校が決定される。

 今回、鈴鹿ツインサーキットで開催されたRd.1への出場権を獲得したのは、以下の12校(掲載順はシミュレータのタイムが速かった順)。

1:新潟大学
2:横浜国立大学
3:金沢大学
4:同志社大学
5:立命館大学
6:中日本自動車短期大学
7:東海大学
8:信州大学
9:名古屋工業大学
10:名古屋大学
11:京都大学
12:大同大学

自動車業界の人と知り合える懇親会

 各予選ラウンドは2日間にかけて行われる。Rd.1の初日となった5月10日は、練習走行と協賛企業との懇親会が行われた。

 昼食時の懇親会も「Formula Gymkhana」の魅力のひとつだ。就職を控えた学生にとって、自動車業界の関係者と直接会話ができる貴重な機会となる。就職活動中の面接などでは聞けない、より“素顔”に近い業界の話を聞くことができたのではないだろうか。

 練習走行は16時40分まで行われ、各選手は自らの走り方を見つめ直し、翌日の予選に備えて帰路についた。ポイントとなるのは、横滑り防止機能「VFC sport」をオフにするかどうか、そしてパドルシフトを積極的に使うかどうか。AT車ならではの戦略性が、今回のフォーミュラジムカーナ攻略の鍵となっている。

 果たして、5月11日の決勝トライアルを経て、2025年11月1日(土)・2日(日)に行われるRd.4、富士スピードウェイで行われる全国大会決勝戦に駒を進める自動車部はどこだろうか。学生たちの熱き闘いに注目したい。


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