ブランド初のSUVは470馬力のハイパフォーマー! アルピーヌのEV第2弾「A390」の実力はそんじょそこらのスポーツカーを軽々超えてきた

この記事をまとめると

■A290に続くアルピーヌの電動自動車「A390」が登場

■GTSとGTの両グレードはどちらもハイパフォーマンスを実現

■「A390」は日本導入を検討中

2025年にブランド創設70周年を迎えたアルピーヌ

 1955年にフランスのレーシングドライバー、ジャン・レデレによって創設されたアルピーヌ。2025年に70周年を迎え、それを記念して4月に限定770台の「A110 R70」を発売してファンを沸かせたが、さらにビッグニュースが届いた。それが「A290」に続くアルピーヌのEVカー第2弾「A390」の発表だ。

 A390はアルピーヌが推進する「アルピーヌ ドリームガレージ」構想で今後に展開していく7台の100%EVのうちの1台。GTとGTSの2グレードをラインアップし、どちらもアルピーヌらしいピュアなドライビングエクスペリエンスを提供してくれる。

 フロントに巻線型同期モーター、リヤに永久磁石同期モーターを2基組み合わせた3モーター4WDシステムを採用。アルピーヌ独自のトルクベクタリングにより4輪の駆動力を自在に制御し、路面状況を問わず俊敏かつ安定した走りを実現している。

 GTSは、最高出力345kW(470馬力)で最大トルク808Nm(うちリヤモーター508Nm)、0-100km/h加速3.9秒、最高速220km/hを発揮する。一方GTは、295kW(400馬力)で650Nm、0-100 km/h加速4.8秒と、いずれもスポーツカー顔負けのパフォーマンスを誇る。航続距離は89kWhの大容量バッテリーにより520~555km(WLTCモード)の走行を可能にしており、長距離ドライブも余裕でこなすことができる。

 全長4615mm✕全幅1885mm✕全高1532mmのボディは532リッターの荷室容量を備え、日常使いから週末のロングドライブまで快適にこなす万能パッケージに仕上がっている。

アルピーヌ・ジャポンでは「A390」の日本導入を現在検討中とのこと。日本のワインディングロードや都市部で「A390」が颯爽と駆け抜ける日も近いかもしれない。


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