この記事をまとめると
■トラックはさまざまなパーツで構成されている
■乗用車にはないトラックならではのパーツも存在する
■今回は6つのパーツをピックアップして解説する
トラックならではのパーツを紹介!
トラックも乗用車と同じように色々なパーツが組み合わされてできている。ドアやタイヤなどもトラックを構成する部品のひとつだが、荷物を運搬するという特性上、乗用車にはないトラック独自のパーツもたくさん装備されている。
そこで今回は、トラックに取り付けられているパーツの名前と役目を説明していきたい。
鳥居
平ボディや積載車に見られるパーツ。荷台の前方に設置。ガードフレーム、ロードレストストッパーなどの呼び方もある。鳥居は荷台の荷物が窓を突き破って来ないようにする安全装置の一種だが、長尺な荷物を運ぶ際にはここに立てかけて積載することもできる。
鳥居にフックやストッパーが付いていることもあり、実用性が高いパーツとなっている。
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アオリ
荷台の側面や後面に取り付けられている板状のパーツ。荷台の前方にはキャブや鳥居といった部品があるためアオリはない。
アオリは数十cmほどの高さがあって走行中の荷物の落下を防ぐほか、開放すれば荷物の積み下ろし作業の効率がアップする。アオリは平ボディのトラックのほか、ウイング車やダンプにも取り付けられており、それぞれボディタイプによって材質や固定方法などが異なる。
ウイング車の場合は最後面が観音扉になっていることが多いため、後アオリはない。また、ダンプトラックのサイドのアオリは開閉せずに固定されていることが多く、リヤのアオリは上開きになっていることが一般的だ。
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