異なった個性を強調するふたつのアナザースタイルも準備万端
なお、今回はメーカーオプションとディーラーオプションの組み合わせにより、さらに個性を引き立てるふたつのアナザースタイルを用意したのも特徴のひとつ。
「ダンディスポーツスタイル」はダークメッキを採用したパーツを各所に配置し、スポーティさを強調したスタイリングとなる。一方の「ノーブルシックスタイル」は、カッパー色の加飾を基調とし、大人っぽい上質さを演出する。
リヤスライドドアとふたつのアナザースタイル設定で軽トールワゴンを牽引画像はこちら
これらさまざまなスタイリングに対し、3タイプの2トーンカラーを含んだ全13色の豊富なボディカラーが用意され、お好みの仕様をセレクトできるようになっている。
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また、スタイリングを語るうえで触れずにはいられないのが、リヤにスライドドアを採用したことだろう。いまや軽自動車はスーパーハイトタイプが全盛となっており、売れる軽自動車の条件のひとつに「リヤがスライドドア」という要素が含まれている。
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リヤスライドドアの実現にはコストや剛性、重量などのさまざまな障壁が立ちはだかるが、これらの解決策としてダイハツが採用を進めている新技術のDNGAが寄与したことは疑いがないだろう。
11年ぶりのフルモデルチェンジによって現代的なモデルへと進化を果たしたダイハツ・ムーヴが、軽トールワゴンのベンチマークとして、今後の同カテゴリーを牽引することになりそうだ。