この記事をまとめると
■Cセグメントハッチバック「プジョー308」にマイルドハイブリッドモデルが登場
■環境性能割1%が適用される唯一のCセグメント輸入ハッチバック
■エンジンは40%のパーツを新設計し高効率化を実現!
プジョー初となるマイルドハイブリッド搭載モデル
2007年にプジョー307の後継車として誕生したプジョー308。2021年には3代目となるP5型がリリースされているが、今回そんな3代目308に新たにブランド初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したモデルが登場した。
この新型「プジョー308 GTハイブリッド」は、1.2リッターガソリンターボエンジンと16kwの電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを採用。システム全体で最高出力145馬力(107kW)を発揮し、従来のガソリンモデル比で約11%の出力向上と約15%の燃費改善を実現した。WLTCモードの燃費では20.6km/Lという優れた環境性能を誇る。
「プジョー308 GTハイブリッド」のフロントスタイル画像はこちら
また、このハイブリッドシステムは、走行状況に応じて約30km/hまで完全電動走行が可能で、市街地走行時には、1時間につき約50%をエンジン停止状態で走ることができる。このような優れた燃費性能と排出ガスの削減により、Cセグメント輸入ハッチバック車として唯一、購入時に環境性能割1%が適用される。
エンジンパーツの40%を新設計し、効率と性能が大幅に進化
今回のモデルチェンジでは、1.2リッターガソリンターボエンジンの約40%の部品を新設計。最高出力は従来比で6馬力アップしたほか、タイミングチェーンの採用による耐久性向上や、ミラーサイクルの採用、ターボチャージャーの可変領域拡大などを行い、効率と性能が大きく進化している。
ボディカラーはオブセッションブルー、エリクサーレッド、ペルラネラブラック、オケナイトホワイトの全4色をラインアップし、価格は479万円。
「プジョー308 GTハイブリッド」エリクサーレッドのフロントスタイル画像はこちら
なお、今回の発売に伴い、既存のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、「308 GTハイブリッド」から「308 GTプラグインハイブリッド」へ、「308 SW GTハイブリッド」から「308 SW GTプラグインハイブリッド」へと名称が変更されることになった。
燃費性能とパワーを高次元で両立して環境性能にも優れた「プジョー308 GTハイブリッド」は、Cセグメントハッチバックのなかでもひときわ目を引く存在となるはずだ。