アドバイスのつもりでも若者にしてみりゃ老害! クルマ趣味にありがちな「老害認定発言」5つ (2/2ページ)

僻んでも何も生まれない

4:どうせすぐに売り飛ばすに決まってる

 旧車やネオクラシックカーを手に入れた若い人に対しての嫉妬なのか、マウントなのか、本人のいないところで「どうせすぐに売り飛ばすに決まってる」といいふらす人がいます。結果的にすぐ売ることになったとしてもいいじゃないですか。たとえ短期間であっても所有したことは事実です。

 なかには1度も旧車やネオクラシックカーを手に入れたことがないにもかかわらず、あれこれいう人もいます。さすがにそれはみっともない……。

5:親(パパ?)に買ってもらったんでしょ

 バブル期には「東京外車付き娘」なんて企画が(本当に)ありました。大学に合格したのを機に親御さんからクルマをプレゼント(しかも輸入車!)してもらえるような、何ともうらやましいお金もちがいたものです。そんな「外車付き娘」も、いまやすっかりミドルシニア世代です。

 令和になり、さすがにそこまで景気の良いお父さんは減ったのかと思いきや、血縁関係のないパパ(お察しください)からクルマを買い与えられる人も。とはいえ、そんな人はホンのひと握りに過ぎません。高額なプレゼントをもらい受ける以上「見返り」が求められます。タダより高いモノはないのです。

●まとめ:ラクして買えている人なんて少数派

 維持費が掛かるうえにいつ壊れるかわからない旧車やネオクラシックカー。さらに昨今の価格高騰もあり、おいそれと手が出せない存在となりつつあります。つまり、ラクして買っている人なんてほとんどいないのです。若い世代の人であればなおさら。たしかに、なかにはそういう人もいますが、なんらかのリスクを背負っていたり、他人にはいえない(しかも割とシビアな)事情を抱えていたりするものです。

 そこにあれこれ口を出したり、イヤミや悪口をいったりする行為自体が老害確定です。人生の先輩として、優しく見守り、相談されたときは惜しみないアドバイスとサポートを。


この記事の画像ギャラリー

松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

新着情報