速く美しく「カニ走り」したほうが勝つ「フォーミュラ・ドリフト・ジャパン」! 第3戦のエビスで新王者が誕生!! (2/2ページ)

草場選手が8年ぶりの決勝進出で悲願の初優勝

 さて、そんな「フォーミュラ・ドリフト・ジャパン」の2025シーズン第3戦が、2025年6月14・15日にドリフトの聖地である福島県のエビスサーキットで開催された。

 2025シーズン開幕戦を制したケン・グシ選手や続く第2戦を勝った箕輪大也選手など、強豪ひしめく陣容で行われた第3戦。トーナメント決勝戦へと駒を進めたのは、予選7位で8年ぶりの決勝戦進出となった草場祐介選手と、予選8位で決勝戦初進出となったタイ出身のポップ選手。どちらが勝っても「フォーミュラ・ドリフト・ジャパン」初優勝となる。

 まずは草場選手が先行で見事な走りを披露。追走のポップ選手はついていくことができない。先行と追走を入れ替えての2走目、先行のポップ選手は進入速度を上げて勝負をかけるも、スライドした車両後部をウォールにヒット。ここで勝負あり。草場選手がうれしい初優勝となった。

 なお、シリーズポイントでは、開幕戦3位・第2戦2位・第3戦5位と着実にポイントを重ねた高橋和己選手がトップに立っている。第4戦は7月12・13日に宮城県のスポーツランド菅生にて開催される。後半戦突入でますます熱い戦いが繰り広げられる「フォーミュラ・ドリフト・ジャパン」に注目だ。


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