富士のホームストレートを埋め尽くす235台のシボレー! コルベットZ06コンバーチブルも公開された「シボレー・ファンデー2025」を開催 (2/2ページ)

富士の本コースを暴れまわるシボレー車

 さて、ピットから本コースに目を向けると、コース上には常にコルベットを中心としたシボレーが所狭しと暴れまわる。

 まずはE-RayとZ06(2台)そしてクーペとコンバーチブルの5台によるコルベットのフォーメーション・デモランが行われ、続いてシボレーオーナーが続々とコースインして国際サーキットを体験する。さらに、コルベットアカデミーのインストラクターによるサーキットタクシー、コルベットアカデミー受講者による本コース走行など、ほぼ1日中、富士スピードウェイの本コースはシボレーに占拠された。

 実際に走行会に参加したオーナーはもちろんのこと、会場を訪れたファンも、コルベットを中心としたシボレー車の勇姿を心おきなく堪能することができたのではないだろうか。

 新型車・限定車の公開と本コースでのシボレーによる走行とあわせ、もうひとつ「シボレー・ファンデー」の目玉となっているのが、パドックで行われるコンクール・デレガンスだ。これは、来場者や関係者、メディアの投票により、その日集まったシボレーのなかから1番を決めるというもの。カマロ部門、コルベット部門、メディア部門の3つが設けられる。

 カマロ部門で受賞したのが2016年式カマロSS。全身に派手なエアロをまとう同車は、光の当たりかたによりグラフィックスが見え隠れする特殊なペイントが施されていた。

 コルベット部門の受賞車は2024年式コルベットZ06。ご覧の通り同車は、WECに参戦しているC8コルベットZ06 GT3.Rのカラーリングを再現したものだ。

 メディア部門では2006年式C6型コルベット・コンバーチブルが選ばれた。すでに発売より19年が経過している同車ではあるが、きれいな状態を維持していることが評価につながったようだ。

 と、このようにコンテンツが満載の「シボレー・ファンデー2025」。最後は参加者全員による本コースのパレードランによって大円弾を迎えた。

 コルベットとカマロが富士スピードウェイのホームストレートを埋め尽くす光景は、今後もこのイベント以外ではお目にかかれないことだろう。2026年も同じ景色を見られることを信じ、またこの地で再会できることに期待したい。


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