大型トラックは100万km走行でも現役当たり前ってマジ!? なんで乗用車よりも圧倒的に長寿命なのか? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■荷物を積んで長い距離を走るトラック

■乗用車よりもハードな使われ方をする

■トラックの寿命はどれくらいなのだろうか?

年数は10~15年程度

 日々、重量物を運搬して走り続けるトラックは、一般的な乗用車と比較しても、その使われ方はハードな部類に入るといえる。そんなトラックだが、寿命はいったいどれくらいなのだろうか? 通常、乗用車であれば走行10万kmがひとつの目安になり、そこから先は個体差やメンテナンスの頻度によって乗れる時間は変わってくる。世間的には10万kmを超えてくると、買い替えや廃車を考えるタイミングだろう。

 しかし、つい先日もSNSで走行距離200万kmオーバーの書き込みを見つけ、驚いたばかりだ。

ポスト:誠ちゃん復活3シーズン目突入!!さん @isotomisaitama

 では、実際にはトラックの寿命はどれほどのものなのだろう。いろいろなケースがあるため、一概に○○年で寿命とはいえないものの、トラックの寿命年数は10~15年程度が目安といわれている。しかし、トラックによって同じ10年間を経過したとしても、走行距離や使われ方は千差万別。

 そのため、トラックの寿命は新車からの経過時間も目安にはなるものの、実際にはコストの問題が大きいのだ。そして、それは維持費と収益のバランスが崩れたときのコストのことだ。

 いくら丁寧に乗っていたとしても、トラックは維持費が年々高くなる。走行距離が伸びれば伸びるほど、定期的なメンテナンス費用のほかにエンジンやミッションをはじめとする消耗部品は増えていくことになる。その結果、乗り続ければ乗り続けるほど修理代がかさんでくるのだ。こうなると、安全性やコストの面からも廃車にするか買い替えるかという選択肢が現実味を帯びてくる。


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