ただのアストンマーティン ヴァンテージだってスゲーのに「ヴァンテージS」ってなんだよ! さらにバカッ速でもっと豪華な中身をマルっとご紹介 (1/2ページ)

この記事をまとめると

アストンマーティンが「ヴァンテージS」を発表した

ヴァンテージSは現行ヴァンテージをベースにスポーツ性とラグジュアリー性を高めた

■0-100km/h加速3.3秒・最高速325km/hというパフォーマンスを誇る

世界のスポーツカーメーカーの新たなベンチマーク

 1953年に登場したDB3Sに始まる、アストマーティンのSモデル。その歴史にまたひとつの魅力的なモデルの名が刻まれることになった。先日イギリスで開催されたモータースポーツ・エンスージアストの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でダイナミックデビューを飾った「ヴァンテージS」がそれだ。

 ベースとなっているのは、もちろん2024年にマイナーチェンジを受けて誕生した現行型のヴァンテージ。それはフロントエンジンのスポーツカーで究極の運動性能を発揮する一台として熱い視線を集める存在となったが、今回追加設定されたSモデルは、そのパフォーマンスをさらに高めた、まさに世界のスポーツカーメーカーにとっては、新たなベンチマークともいうべき存在の一台といえる。

 ヴァンテージSのエクステリアはじつに過激な造形だ。フロントのエアダムやボンネットブレード、あるいはリヤのデッキリッドスポイラーなどはその代表的なパート。それは視覚的にヴァンテージSのキャラクターをイメージさせるだけではなく、エアロダイナミクスをさらに向上させるという確かな機能をもつもの。

 ちなみにヴァンテージSが最高速域で発揮するダウンフォース量は、スタンダードモデルと比較して111kg増に相当する数字とされる。

 フロントフェンダーには、ひとつひとつが手作りされるという真鍮鍛造による鮮やかなレッドの「S」エンブレムが備わり、それが特別なモデルであることを強く主張する。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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