この記事をまとめると
■フロントガラスは排気ガスや虫の死骸などで汚れる
■ガラスが汚れているとワイパーを使ってもあまり視界が綺麗にならない
■フロントガラスの簡単なメンテナンス方法を紹介する
ゲリラ豪雨前にやっておきたいフロントガラスの掃除
暦のうえでは立秋を過ぎましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いている現在の日本。これに加えて、突如スコールのようなゲリラ豪雨。日本の暑さの質が変わってきているのでしょうか。そして、2025年の夏が日本史上もっとも暑い夏になるのはほぼ確実と見られています。
そして、突然のゲリラ豪雨でワイパー全開! と思いきや、窓ガラスが汚れている!
このまま後まわしにせず、思い切ってフロントガラスの汚れをキレイにしてしまいましょう。この際、サイドおよびリヤガラスも含めて一気に!
○フロントガラスの外側が汚れる原因とは?
クルマのフロントガラスの外側が汚れる主な原因として、雨による水アカの蓄積や虫の死骸や花粉、黄砂や鳥のフン、樹液など、保管場所も影響してきます。
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また、走る以上は避けて通れない排気ガスやアスファルトの油分などがフロントガラスに付着することで油膜が形成されます。さらにワイパーを使用することで、フロントガラスがギラギラしてしまうのです。
○フロントガラスの内側が汚れる原因とは?
いっぽうで、クルマのフロントガラスの内側が汚れる主な原因として、タバコのヤニや人間の皮脂、手垢、エアコン送風時のプラスチック部品の可塑剤(油分)、室内の湿気や結露などが挙げられます。
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フロントガラスの外側が汚れているのかと思って拭いても綺麗にならないのは、内側が汚れていた! そんな経験があるかもしれません。
では、そんなフロントガラスの油膜や汚れを除去する方法を5つにまとめてピックアップしてみました。
■1:専用のクリーナーで油膜や汚れを除去
もっとも手っ取り早いのは、いうまでもなく市販の油膜取りやガラスクリーナーを用いて汚れを落とす方法です。これに加えてきれいなウェスやマイクロファイバークロス(できれば高密度仕様)で拭き取れば簡単に汚れが落ちます。
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家庭用の中性洗剤やガラスクリーナーを使っても問題ないことが多いとされていますが、含まれる成分によっては塗装を傷めたりする可能性があります。安心・確実を求めるのであれば、クルマ用のクリーナーで汚れを落とすことをおすすめします。
■2:蒸しタオルで拭く
ここからは家にあるものなどで代用できるフロントガラスの汚れの落とし方を紹介します。まずは「蒸しタオルで拭く」という方法。きれいなウエスを2枚(外側と内側用)を用意し、ぬるま湯くらいの温度で濡らせて拭くだけ! 出先で蒸しタオルが用意できない場合、コンビニで買い物をした際に電子レンジを借りる方法があります。
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水で濡らしたタオルをくるくると巻いて、電子レンジで30秒〜1分くらい温めると、蒸しタオル(ホットタオル)のできあがりです。ただし、熱いので火傷しないように注意してください。
■3:ウーロン茶で拭く
意外なところではウーロン茶も油膜取りに活躍してくれます。ウーロン茶に含まれる重合ポリフェノールが油膜を分解してくれるので、単に水拭きするよりは効果が期待できます。
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ただし、かなりギラギラが目立つ油膜はきれいに除去できない可能性があるので、あくまでもさっと拭き取れば落ちるレベルの油膜取りの手段、と覚えておいてください。