この記事をまとめると
■アウディは新型e-tron GTシリーズにSモデルとRSパフォーマンスモデルを導入
■最大150kWの急速充電に対応し一充電走行距離は最長で648kmを達成
■RS e-tron GTパフォーマンス・エクスクルーシブ・エディションも同時発売
アウディのスポーティなEVフラッグシップがさらに進化した
アウディは、EVフラッグシップモデルのe-tron GTシリーズにSモデルである「S e-tron GT」と、e-tronとして初のRSパフォーマンスモデルとなる「RS e-tron GTパフォーマンス」を導入し、8月19日から全国のアウディ正規ディーラーにて発売を開始した。また、グローバル限定モデル「RS e-tron GTパフォーマンス・エクスクルーシブ・エディション」も日本市場では25台限定で導入される。
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GTの名にふさわしい4ドアクーペスタイルと上質なインテリア
4ドアクーペスタイルの新型e-tron GTシリーズは、グランツーリスモにふさわしいワイド&ローなプロポーションを実現している。フロントマスクは、ボディ同色のシングルフレームグリルとそれを囲むブラックのマスクにより個性的に彩られる一方、2次元デザインのフォーリングスを採用するなど、先進的な印象を強めた。
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サイドビューでは、長いボンネットと低く流れるようなルーフラインが、グランツーリスモとしてのエレガントさとスポーティさを融合したプロポーションを実現。また、前後のブリスターフェンダーが力強い印象を与えている。
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リヤエンドは、美しさと空力を両立させた格納式リヤスポイラーと水平基調のテールランプによる印象的なデザインとなる。さらに、RSパフォーマンスモデルには、モータースポーツからのフィードバックを反映した流線型ディフューザーを採用。機能性とデザイン性を兼ね備えたディテールがスポーティさを強調している。
また、RSパフォーマンスモデル専用オプションとして、カーボン製ルーフを含む「カーボンパッケージ」と、マット仕上げとなる「カーボンカモフラージュマットパッケージ」も用意され、個性をより際立たせることが可能だ。
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インテリアは上下がフラットのステアリングホイールを採用し、12時の位置に配されたレッドのセンターマーキングはRSパフォーマンスモデルのみの仕様で、14段階調整機能付きのスポーツシートプラスも標準装備される。「レザーフリーデザインパッケージ」を組み合わせると、ステアリングホイールにコントラストカラーのダイナミカ・ダイナミックオレンジのステッチが施される。
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RS専用モードを備えたアウディドライブセレクト
新型e-tron GTシリーズは、新開発のエアサスペンションによって快適性とドライビングダイナミクスを両立。また、アウディドライブセレクト・ダイナミックハンドリングシステムにより、「エフィシェンシー」、「コンフォート」、「ダイナミック」の3つのモードで車両の特性を変化させることができる。さらにRSパフォーマンスモデルでは、RS専用モード「RS1」と「RS2」、サーキット走行に最適な「RSパフォーマンスモード」も選択可能だ。
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オプションのアクティブサスペンションは、スポーツ走行におけるハードな加減速やコーナリング時にも車体をほぼ水平に保つ。4輪の荷重をバランスよく分散することで、グリップ性能とステアリングレスポンスを高め、コントロール性を向上させている。また、アウディドライブセレクトで選択したモードによっては、ピッチングとローリングを補正して加速感を調整する。
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