新デザインは「日常にキラメキ」! いまなお人気のスズキ・ラパン「10年目のマイチェン」ポイントを開発陣に直撃した (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スズキ・アルトラパンとアルトラパンLCがマイナーチェンジした

■コンセプトはエフォートレスとエモーションを掛け合わせた『エフォートレス・エモ』

■ボディカラーとインテリアデザインの組み合わせには新しい提案が見られる

日常にキラメキを与えるエクステリアデザイン

 7月24日、スズキはマイナーチェンジを実施した「アルトラパン」「アルトラパンLC」を発表した。現行モデルが登場して10年、そろそろ全面変更か? と思わせるところでの小変更だが、そのデザインの狙いはどこにあるのか? 今回は、おもにCMFデザインを担当した同社の長嶋さんに話を聞いてみた。

 現行(取材時、以下同)の3代目は、企画に当たって社内の女性チームが主導して開発されたことが話題になったが、その狙いが的を射ていたのか、10年間に渡って安定した販売実績を誇っている。では、10年目の仕様変更の新たな狙いはどこにあるのだろうか?

「コンセプトとしては『エフォートレス・エモ』ですね。肩肘を張らないという意味でのエフォートレスとエモーションを掛け合わせたモノです。日常にキラメキを感じてほしいという意図ですね」と商品企画本部 四輪デザイン部 エクステリア課 長嶋みのりさん(以下同)。

 なるほど、たとえば現行アルトラパン(以下ラパン)のグリルはもともとシルバーのパネルで相応に煌びやかだったが、面積を大きく広げた新型のグリルはまた違った表現でのキラメキが感じられる。

「グリルについては、やはり10年目の仕様変更ということで刷新感をもたせたかったんですね。大きく変わったと感じてほしい。そこで、大型化とともに、グリル内は箔押しのようなホットスタンプ表現をスズキとして初めて採用したんですよ」


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すぎもと たかよし SUGIMOTO TAKAYOSHI

サラリーマン自動車ライター

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