この記事をまとめると ■カシオはNISMOヘリテージエディション腕時計「ECB-S10NIS」を9月12日に発売する
■本モデルは企画から監修に至るまで日産およびNISMOの全面協力のもとで開発された
■歴代マシンの トリコロールカラーや初代NISMOのロゴをデザインに採用している
「NISMO」の歴史を随所に感じられるデザイン カシオ計算機は、「Speed and Intelligence」をコンセプトとした腕時計「EDIFICE(エディフィス)」の新製品として、NISMOの初代ロゴを掲げて活躍した歴代のレーシングカーをモチーフにしたNISMOヘリテージエディション「ECB-S10NIS」を9月1日に予約開始、9月12日に発売する。税込価格は4万4000円だ。
カシオ・エディフィス NISMOヘリテージエディション「ECB-S10NIS」 画像はこちら
NISMOは、1984年9月に日産のモータースポーツ専門会社として誕生して以来、国内外のモータースポーツ活動をはじめ、オリジナルブランドのロードカーやカスタマイズパーツを提供してきた。
エディフィスは、モータースポーツの世界観を体現した高機能時計ブランドであり、スピード感あふれるデザインと先進技術を融合させたものづくりへの姿勢が、NISMOの最新技術でスピードを極めようとする姿勢と共通していることから、カシオ計算機は2003年からNISMOチームをサポートし、2021年からエディフィスブランドとして同チームの23号車をサポートしている。
歴代のタイトル獲得車両の名を刻んだバンド 画像はこちら
本モデル「ECB-S10NIS」は、企画から監修に至るまで日産およびNISMOの全面協力のもとで開発した特別なヘリテージエディションモデルであり、1992年のデイトナ24時間レースで日本車初の総合優勝を果たした「R91CP」など、歴代マシンに使われてきた赤・青・白のトリコロールカラーを採用。
文字板中央には、「初代NISMOロゴ」を大胆に配置し、耐久レースの夜間走行で使用される発光式ゼッケンを彷彿とさせる蓄光加工が施された。バンドには、1984年から1997年にかけてタイトルを獲得したレースカーの型式をプリントし、80年代レーシングスーツのストライプもデザインに取り入れている。
レーシングスーツをイメージしたトリコロールバンド 画像はこちら
また、1990年代のレースシーンを席巻した「R32型スカイラインGT-R(カルソニックスカイライン)」のオマージュとして、時計の風防をクルマのフロントガラスに見立てている。さらに、ガラス素材を示す「SAPPHIRE」の表記には、クルマのフロントウインドウに張られたデカールの色味や字体を採用し、ファンの心をくすぐるこだわりが詰め込まれたデザインだ。
伝説のカルソニックスカイラインをオマージュしたデザイン 画像はこちら
機能面では、Bluetoothによるモバイルリンク機能、自動時刻修正やワールドタイム機能、スーパーイルミネーターや傷つきにくいサファイアガラスを装備するなど、実用性にも優れている。NISMOの原点に立ち返り、1984年から1997年に「初代NISMOロゴ」を掲げてタイトルを獲得したマシンの特徴を随所にあしらった、NISMOファンなら手にしておきたい特別な1本だ。