これ絶対に売れるやつ! 話題の「ランクルミニ」がついに登場! その名も「ランドクルーザーFJ」は若者にも手が届く「買えるランクル」だ (2/2ページ)

サイズはミニでも悪路走破性の高さは兄貴譲り

 プラットフォームはハイラックスや新興国向け7人乗りSUV「フォーチュナー」と同じく、ラダーフレーム構造のIMVプラットフォームを採用。地上高やアプローチアングルの確保など、ランクルの名にふさわしい悪路走破性を備える。

「ランクルは悪路走破性、耐久性、信頼性……ここは絶対に譲れない部分です。悪路ではフレームがある程度ねじれながら走りますが、ボディが短いと剛性が高くなりすぎて不利になる。そこは一定以上の数値、ランクル70ショートホイールベース仕様と同等のコイルアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を実現しました」(浅井主査)。

 ホイールベースはランクル250比で−270mmの2580mm。現行ハリアーやRAV4並みの最小回転半径5.5mを実現しており、取りまわしの良さも大きな魅力だ。

 エンジンはランクル250と同じ2.7リッターガソリンに6速ATという組み合わせのみ。ランクル250では同エンジン搭載の7人乗りVXグレードが545万円だが、「若い世代、より多くの人々に手の届く存在に」とサイモン執行役員が語ったことから、より戦略的な価格設定になる見込み。ここは400万円台前半を期待したい!

 さらにランクルらしく、カスタマイズの楽しみも充実。ランクル250でも人気の丸目ヘッドライトのほか、荷室にアウトドアギアを固定できるモールパネルなども設定。お披露目された海外カスタマイズ仕様では、ルーフラックやシュノーケルなども装着されていた。

 また、関連アイテムとして、FJで出かけた先のトレイル(山や森の中の未舗装路)などで使える電動パーソナルモビリティ「ランドホッパー」も同時公開された。フロントに独立2輪構造を採用した電動バイクで、悪路でも安定した走りを実現。コンパクトに折りたためるため、FJのラゲッジにも楽々収納できる。開発中のコンセプトモデルだが、こちらも発売が期待される。

「オンロードもオフロードも、ある意味“普通に”走れる。それでいて、いざというときはランクルらしい頼もしさを発揮できるクルマに仕上がっています」(浅井主査)というランクルFJ。アジア、アフリカ、中近東、中南米など世界約60カ国で販売予定のグローバルモデルで、手頃なサイズ感と価格、そしてランクルならではの走りを備え、より幅広いユーザーに受け入れられる存在となるだろう。

 気になる日本発売は2026年中頃の予定。正式発売まではもう少し時間があるが、実車をひと足早く見られるチャンスがある。それが、10月30〜11月9日に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」。まずは南1・2ホールのトヨタブースで、その勇姿を目に焼き付けてほしい。


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