パトカーに「・1-10」 救急車に「47-71」のナンバーって偶然? 緊急車両が希望ナンバーを取得することはあるのか調べてみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■希望ナンバー制度は1999年に導入されユーザーカーでは定着した人気制度

■一部の緊急車両に「・1-19」「47-71」など意味をもつ番号が確認され話題に

■東京消防庁では未採用だが地域ごとに運用差もある

すっかり定着した「希望ナンバー」

 クルマを所有しているみなさんは、希望ナンバーを活用していますか? もうすっかり定着している印象があり、クルマに関心が薄い人でもその制度の認知度はかなり高いと思われ、仲間とのドライブ中に「あれ、希望ナンバーじゃない?」なんていうやりとりは普通に行われているでしょう。

 その希望ナンバーですが、消防車や救急車、パトカーなどの緊急車両でも活用されている例があるようで、SNSなど、一部でちょっとした話題にのぼることもあるようです。ここでは、その緊急車両の希望ナンバーについて、少し掘り下げていきたいと思います。

 好みの番号が選べる希望ナンバーは1999年から導入されました。正式名称は「希望番号制度」といい、所定の手数料を支払って申し込みを行うことで、任意の4桁の数字が獲得できます。申し込みの多いひと桁やゾロ目、語呂合わせなど人気の番号は抽選によって割り振られます。

 ちなみに交付手数料(普通車)は、通常の2080円に対して4400円と倍以上となっています。信号待ちなどで前のクルマのナンバーを見て暇つぶしをしている人も少なくないと思いますが、先述のひと桁やゾロ目、または昔風の「46-49」(ヨロシク)や「25-25」(ニコニコ)、「31-50」(サイコオ)などの語呂合わせ、そしてポルシェの「911」に代表される車名や型式を使ったわかりやすい例もあれば、誕生日だったり座右の銘にちなんだりといった、本人にしかわからないような数字の例もあったりします。

 余談ですが、筆者は過去に一度も希望ナンバーを用いたことはありませんが、自身になんの関連もない数字は記憶に残らず、手放した車両のナンバーはなにひとつ覚えていません。


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往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

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スズキ・ジムニー(SJ30)※レストア中
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釣り/食べ呑み歩き/道の駅巡りなど
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