クルマ好きキッズはいの一番にブースへGO! 国産メーカーが集う「Out of KidZania」がほかじゃ体験できない内容だらけだった【ジャパンモビリティショー2025】 (2/2ページ)

実際の車両を用いたリアルな体験も

SUBARU:レーシングメカニックの仕事

 SUBARUでは、レース好きキッズなら大興奮間違いなしの仕事を体験できる。なんとホンモノのレーシングカーが用意され、レーシングチームの一員となって、タイヤ交換やライト点検などの自動車レースにおけるクルマのメンテナンス作業を味わうことができる。

ホンダ:新たなモビリティのテストドライバーの仕事

 新たなモビリティとは、先日事業化が発表されたばかりの最新パーソナルモビリティ「UNI-ONE」のこと。体重移動で操作するUNI-ONEならではの独特の仕組みを知ったあと、実際に子どもたちが搭乗。正しく作動するか、危険がないかなどの確認を行う。

三菱:カラーデザイナーの仕事

 三菱ではカラーデザイナーの仕事を体験できる。まずはクルマのコンセプトや色の考え方を学び、絵の具を使って自分だけのカラーを作成。新型デリカミニのデザインスケッチにカラーリングする。さらに、そのオリジナルカラーにふさわしい名称も考えるというものだ。

スズキ:次世代モビリティのデザイナーの仕事

 スズキでは、段差や階段を歩いて移動できる最新の生活支援モビリティ「MOQBA2」をテーマに、ユーザーの困りごとを想像し、タブレットを使ってそれを解決する、デザインや使い方の企画をする「次世代モビリティのデザイナーの仕事」を展開。プレゼン力を養えそうな(!?)体験企画となっている。

ダイハツ:電動モビリティを組み立てる仕事

 ダイハツでも、自社の最新モビリティ「e-SNEAKER」を取り上げる。まずは電気自動車について学んだあと、手順に沿って部品を組み立て、最後には正常に動くかを確認する点検を行うという本格的なもの。参加した子どもたちの表情も真剣そのものだった。

自販連:カーディーラー整備士の仕事

 カーディーラーを中心に構成される、自動車販売事業者の全国組織である自販連(日本自動車販売協会連合会)では、ディーラーでクルマを預かり、タイヤの交換や寝板を使って下まわりの点検を行う体験ができる。こちらも実際の車両を用いて行う本格的な体験だ。

 以上、全部で10種類のバラエティ豊かな職業体験が用意される。これらの体験は、すべてJapan Mobility Showアプリを用いた予約制となっている点には留意が必要だ。

 なお、これらの体験の対象となるのは小学1年生〜6年生に限られるが、すべてのブースで3歳以上の未就学児を対象としたプログラムも用意される。

 詳細はジャパンモビリティショー2025の公式ホームページを参照されたい。


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