単純なようで激ムズ!
このカプセルはおみくじのようなもので、なかにいろいろな種類のチケットが入っているとのことだった。ショベルカーですくいダンプの荷台にうまく乗せれば中身を見ることができるのだが、筆者はひとつもゲットできなかった! 30分もかけたのに……。
熱中しすぎて、あっというまに時間が過ぎてしまう重機ラジコンカフェだが、操作のほどよい難しさと、目の前で工事現場さながらの作業が繰り広げられるのは非常にワクワクする。とくに重機がR/Cモデルによって少し離れた場所で動き、その光景を見られるというのが、一番の魅力だろう。
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ここで、カフェで操縦できるR/Cモデルについて説明しておこう。ここで扱えるモデルのサイズは14分の1スケールで、しっかしりとした重量感があり、ショベルカー自体のパワーも十分にあるのが特徴。
ただし、無理な力がかかった状態での操作は破損の恐れがあるため、最初のレクチャーはしっかり聞いておこう。今回操縦したのは、ショベルカーとダンプトラックだったが、操縦きる車両バリエーションやコースは、随時進化しているそうだ。
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取材時はフィールド全体が砂エリアだったが、2025年8月現在は半分が人工芝、一部が舗装路面に。さらに同年9月にはコースが2階建てとなる予定で、そこではトレーラーなどを操縦して、車庫入れの技術などを競うこともできるようになるそうだ。
重機R/Cモデルはその操作系が複雑なことから、クルマのR/Cモデルのようなスピードやコーナリング性能ではなく、作業の達成感が味わえるのも魅力。重機を操縦できる機会は一般人にとってそうそうないが、重機操作の奥深さを身近に、十分に感じることができる。それが重機ラジコンカフェだ。
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最後になったが、お店のことも紹介しておこう。
重機ラジコンカフェは、中古車専門店「ユーカーズ」内にあるので、外観からはR/Cモデルカフェとはわかりにくい。しかし、店舗から道を挟んだところにオーナー栗島さんの似顔絵が大きく描かれた、インパクトのある看板が設置してあるので、こちらが目印になるはずだ。
・重機ラジコンカフェ
・埼玉県比企郡川島町山ケ谷戸136-5
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