複数パワーユニットを用意しモデル展開も豊富に
エクステリアでは、空力性能と存在感を両立させたデザインを継承しつつ、「F SPORT」では20インチタイヤ&アルミホイールを採用し、ホイールにはエアロカバーを装着。空力性能を追求するとともに、よりスポーティなスタンスを強調している。
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インテリアでは、BEVならではの静粛性を活かしつつ、素材や加飾の質感を高め、上質で没入感のある空間を演出する。環境配慮素材の採用や、レクサス独自のデザイン思想「Time in Design」に基づく仕立ても特徴のひとつだ。
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税込価格はRZ550e “F SPORT”が950万円、RZ500e “version L”が850万円、RZ350e “version L”が790万円に設定されている。
そして今回、より高性能な位置づけとなる「RZ600e “F SPORT Performance”」の存在も明らかにされた。このモデルはRZ550e “F SPORT”を上まわる出力と専用足まわりを備え、21インチホイールや専用エアロパーツ、チューニングを採用することで、RZの新たな頂点を提示するモデルとして2026年春以降の導入が予定されている。
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さらに、BEV体験を広げる取り組みとして、充電インフラやオーナー向け体験プログラムの拡充も進められており、都市部を中心とした高出力急速充電器の整備も進行中だ。
今回のRZの進化は、単なる性能向上にとどまらず、BEV時代における「走る歓び」の再定義を目指すものである。レクサスはRZを通じて、電動化と人中心の思想を融合させた次世代のドライビング体験を提示していく。