定番のレイズ「ブロンズ色」のホイール! 「ブロンズアルマイト」はじつは「性能」重視のための色だった!!

この記事をまとめると

■社外ホイールへの交換はカスタマイズの鉄板メニューだ

■RYASのホイールにおけるブロンズアルマイト塗装は軽量化に貢献している

■限られたモデルにしかブロンズアルマイト塗装は設定されていない

軽量化のためなら塗料にもこだわる

「そんなもん純正でいいわ!」という思考の人には、いきなり意味のない記事になってしまうのだが、アフター品、それもホイールに興味のある人にとっては少し興味が湧くであろう話をしたいと思う。

 アフターマーケットのホイール、ここでは社外ホイールと呼ぶことにするが、その種類は語りきえないほど多岐に渡る。製造方法ひとつ取っても、鋳造・鍛造とあるし、作りの話をすれば1ピースや2ピース、3ピースとある。デザインに話を広げれば、ディッシュ系やスポーク系、メッシュ系とあり、ホイールの構造だけでも細かく分ければ数十種類はあるだろう。ここにデザインやブランドなどを加えると、世に存在するホイールはおそらく数千種類は超えるはずだ。

 そんな社外ホイールのなかでも、好みはさておき王道中の王道とも呼べるホイールがある。そう。RAYSのVOLK RACING TE37(以下:TE37)だ。シンプルな6本スポーク形状のこのホイールは、今更筆者がうんちくを語るまでもないほど有名なホイール。モータースポーツシーン直系のコンペティションホイールで、1996年登場当時、1本の重さが「15インチ6Jで3.7kg」ということから、TE”37”と命名された経緯がある。ちなみに先ほど6本スポークといったが、初期にだけ5本スポークのモデルもあったが、こちらは早々にカタログ落ち。たまに見かけるが、そこそこなレア物になっている。

 さて、そんなTE37と聞いて皆さんはどんな色を思い浮かべるだろうか。

 きっと多くの人は「白」もしくは「ブロンズ」と答えるはず。TE37自体、もう30年ほど販売されているほか、カラーオーダーも受け付けているのでとんでもない数のカラーバリエーションがあるのだが、やはりこの2色は鉄板だ。

 今回はその2色のうち、「ブロンズ」にスポットを当てたい。

 というのもこのTE37で鉄板となっているブロンズというカラー、なかでもブロンズアルマイトという色は、RAYSにおいて限られたホイールにしか採用されていないのだ。

 どういうことなのか。採用されているホイールは以下のモデルだ。

VOLK RACING TE37 シリーズ

VOLK RACING ZE40 シリーズ

VOLK RACING CE28N-plus

VOLK RACING 21A/21C

RAYS A-LAPシリーズ

 過去にはSE37Kなどにもあったが、絶版なのでこのあたりはひとまずノーカウント。そしてこれらには共通点がある。そう、鍛造の”軽量”ホイールであるという点だ。

 そしてこれらのブロンズカラーは、前述のようにアルマイト塗装となっており、塗装に非常に手間が掛かっている。通常の塗装のように、塗料を上に乗せるのではなく、化学反応などを利用して素材を染めているので、使う塗料も少なくできるこのアルマイト塗装は、ホイールを軽くするためにもってこいな手法でもある。

 ただしここで重要なのは、ブロンズでも”アルマイト塗装”という点。通常のブロンズ塗装であれば、これらのラインアップ以外にもRAYSにはブロンズカラーは存在する。

 つまり、ブロンズのアルマイト塗装が施されたホイールは、RAYSにおける本気のコンペティションホイールであることの証なのだ。

 では、どれくらい重量が変わるのかというと、もちろんサイズによっても異なるが、一説には1本あたり塗料で200g近くも変わってくるそうだ。こうなると、TE37で例えるとTE39になってしまうほどの差だ。数グラムの世界で勝負している工業製品にとって、200gは無視できない世界だ。クルマ1台で例えるなら、単純計算で800gも変わってくる。

 ちなみに、ブロンズアルマイトのホイールは、補修時にかなりの予算も必要なほか、高い技術求められるので、直す際はハードルが上がってしまうそうだ。そう簡単には同じように治せないとのこと。

 もし、”本気”のホイールが欲しいのであれば、ブロンズアルマイト塗装が施されたRAYSのホイールを選んでみてはいかがだろうか。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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