ケン奥山がドリームカーを現代に蘇らせる! 「Kode0」がクルマ好きの夢や憧れそのものだった (2/2ページ)

グリーンのアクセントがクルマを引き立てる

 ちなみにKode0のベースとなっているのはランボルギーニの「アヴェンタドール」で、その事実を知れば、あるいは熱狂的なランボルギーニのファンならば、かつてウラッコの後継車となることを意識してベルトーネ時代のガンディーニによってデザインされた、1974年デビューの「ブラボー」のスタイルを思い浮かべる者も多いのかもしれない。

 シルバーメタリックのボディカラーを基調に、フロントフェンダーやドア上部、リヤカバー、そしてホイールなどにはブラックをアクセントカラーとして採用。さらにブレーキキャリパーやエンジンルーム冷却用の電動ファン、ミッドのV型12気筒エンジンのヘッドカバー、サイドシルなどには鮮やかなグリーンを組み合わせたKode0のエクステリアは、まさにウエッジシェイプデザインの全盛期を彷彿させるフィニッシュだ。

 また、マルチレイヤー式のLEDヘッドライトも、このKode0のために独自にデザインされたものとなる。もちろんエアロダイナミクスという機能性も高水準で実現されている。

 ボディサイズは全長×全幅×全高で4635×2125×1135mmという数字だが、実際に見るそれには独特な凝縮感というものがある。インテリアのデザインは、基本的にはアヴェンタドールのそれを受け継ぐが、ここでもやはり多くのエレメントにはグリーンが効果的に使用されているのがわかる。

 モントレーでの正式発表後、Ken Okuyama CarsはこのKode0を最大で5台生産するプランを明らかにした。6.5リッターのV型12気筒エンジンが発揮する最高出力は700馬力、これに対する車重は1550kgと発表されており、それはスーパースポーツとして最高レベルの運動性能を実現してくれることを期待させるスペックだった。

 はたして奥山氏の手からは、これからどれだけ魅力的なスポーツカーのスタイルが生み出されていくのだろうか。日本を代表するデザイナーが胸に秘める、新たなプランに期待したい。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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