この記事をまとめると
■東京オートサロン2026が1月9日(金)より開幕した
■BMWが東7ホールに出展中
■ハイパフォーマンスモデル「M2 CS」が展示されている
史上最強のM2がお披露目された
東京オートサロン2026で、昨年秋のJMSでノイエクラッセを展示したのに続き、BEVはひとつの軸としつつもICEパワートレインの充実展示を繰り広げたのがBMWだ。プレスカンファレンスに登場したビー・エム・ダブリュー株式会社代表取締役社長、長谷川正敏氏は、「パワートレインのバリエーションの多さで多くのお客さまから好評」という昨今の販売トレンドを披露し、一方で昨年9月にローンチした723kmのロングレンジを誇るiXが、装備を充実させた限定車や特別仕様が好調と明かした。
また、BMWでは2026年の夏以降にiX3という、新世代BEVの導入を控えている。スーパーブレインを4基も備えることで、ドライビングダイナミクスにおける長足の進歩を匂わせる1台になると注目されている。このモデルの導入を同社では”新時代の幕開け”と定義づけつつ、販売網のソフト面を強化中とのことだ。
「お客さまがなんでも相談できるコンシェルジュとなるよう、全国のセールスコンサルタントやサービスアドバイザーのトレーニングを2024年から始めている」と、日本におけるBMWブランドのさらなる強化にも積極的に取り組んでいると語った。
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ちなみに昨年は、前年比+1.4%の3万5729台の販売を達成するなど好調で、今後もICE、BEVに限らず、すべてのモデルで多様なパワートレインを展開するBMWへの期待感は強い。
さて、そんなBMWの日本市場におけるけん引役となるであろう1台が、今回の東京オートサロンでアンヴェールされたM2 CSだ。JMSで披露したM2に、Mパフォーマンスパーツをフルキットで装備した、純正チューンドといえるこのモデル、コンパクトクラスにもかかわらず530馬力・650Nmを発揮し、ニュルブルクリンク北コースでは7分25秒5を叩き出したという、まさに史上最強のM2との呼び声が高いモデル。
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Mパフォーマンスパーツの具体的な見どころは、通常は左右出しの4本マフラーがセンター4本に変更され、トランクリッド、ルーフ、リヤスポイラー、ドアミラーなどにカーボンを採用。+50馬力の出力に合わせブレーキもカーボンセラミックディスクで制動力強化を図っているという。空力デバイスとして、フロントスポイラーとタイヤハウス後端の整流を担うフェンダーカバーにも注目だ。
最後に、BMW Mのモータースポーツにおけるピラミッド構造についても解説がなされた。WECでのハイブリッドV8によるLMDHクラスとGT3/GT4を頂点に、サーキット専用のM2レーシングも日本に導入されスーパーGTやGTワールドチャレンジ・アジアなどプロ、プロアマのカスタマーレーシング・チームに供給される。
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M2 CSはその下でハイアマやサーキットを目指す乗り手に仕向けられ、M5やM3はBMW Mのハイパフォーマンスモデル、さらにX7 M60iが裾野を担う。より草の根に目を向ければ、BMWミニとしてJCWやクーパーSらが活躍するカテゴリーも存在する。堅固に組み上げられたBMWの「走る歓び」を体感するブースとして、ぜひタッチ&トライしてみよう。