この記事をまとめると
■東京オートサロン2026が1月9日(金)より開幕した
■ステランティスがフレンチブレンド3社を出展するのは初のことだ
■クルマ好きが集まるチャンスの場としている
オートサロンにフレンチブランドが初出展
「シトロエンC5エアクロスは、コンフォートをテーマに上質さを提供します。歴史あるブランド、プジョーからは、3008の兄弟車である5008が登場します。そしてDSからは『ナンバーフォー』、パリ発のアヴァンギャルドなデザインと独自性をもつ1台です」
ステランティス・ジャパン代表取締役、成田 仁氏は会見の冒頭、各ブランドのニューモデルの魅力を端的に語った。
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ルノーあるいはアルピーヌが東京オートサロンに出展していたことがある一方で、意外なようだが東京オートサロンにプジョー、シトロエン、DSという、ステランティスのフレンチブランド×3が出展するのは初。その理由をプレスカンファレンスのあと、ステランティス・ジャパンでフレンチブランド事業を統括する小川隼平氏に尋ねた。
「それは単純に、私が東京オートサロンを大好きだからです」
かくしてフルモデルチェンジを遂げ、この春に日本導入が始まるシトロエンC5エアクロス、3008でCセグSUVとしてプジョーの成功を決定づけた7人乗り仕様でこちらもフルモデルチェンジする5008、さらに自動車の世界で”最高級フレンチ”を掲げ、マクロン大統領含めここ2世代のフランス大統領専用車をも供給するDSの「n°4 (ナンバーフォー)」が、3台一気にそろい踏みした。ちなみにブース内の通路寄り、ノベルティグッズを売るショップスペースの裏には、輸入車MPVとして5年連続ベストセラーを誇るシトロエン・ベルランゴXTRのキャンパー仕様も置かれる。
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2025年は為替レートの面で厳しかったにもかかわらず、ステランティスのフレンチブランドは日本でいずれも大きく躍進した。
「もちろんマネージメントも頑張っていますが、ステランティスのフランス車のよさが伝わるよう、ディーラー販売網からマーケティング、技術畑の部門まで、同じ目標を共有できたことが大きいです。そもそもフランス車は、走る・曲がる・止まるのレベルが高く、走りやデザイン、実用性から乗り心地の表現にまで、独自性が強くて一度味わうと、リピーターになってくれる人が少なくないんです」と、小川氏は強調する。
「たとえばDS。販売台数は多くないですけど、いまでも新規で入って来られるお客さんがほとんどですから、認知度が広がれば、日本で受け入れられる素地はまだまだあります。一方で、代替えで乗られているお客さまは、『もう何台目ですか?』というほどの愛着ぶり。興味をもつ、好きになるのに、エネルギーが要りそうな強烈なキャラクターですが、一度その世界観に入ると、その心地よさの虜になるんです」
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展示車のDS n°4 (ナンバーフォー)は、先代となるDS 4からフルモデルチェンジとしてはマイルドだが、ジワジワと来るアヴァンギャルドなデザインは健在だ。パラメトリックなLEDのような光モノだけでなく、ボディカラーのベージュのニュアンス自体も、じつに艶っぽい。ベージュというのはフレンチ・ラグジュアリーの世界では最重要カラーのひとつで、このベージュのニュアンスが自動車で実現されている事実自体、通な人が見れば唸る、そんな代物なのだ。
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