ドイツの巨人がまさかの軽自動車用タイヤに参入! 「コンチネンタル」の高い技術と性能に脱帽させられた【東京オートサロン2026】 (2/2ページ)

老舗でありながら技術面でも挑戦を続ける

 そしてもうひとつのトピックが、静粛性とパンク防止テクノロジーのW採用です。

 静粛性の向上にはロードノイズの低減が最重要ですが、そのノイズは路面との接触で発生する細かい衝撃波がタイヤ内の空洞で共鳴することで増幅されて室内に伝わります。その共鳴を抑えるために、トレッド面の内側に専用の発泡ウレタンの層を設ける「ContiSilent タイヤテクノロジー」が開発され、実用化されています。

 そしてパンク防止には、これも独自に開発された粘着性のあるシーラント剤の層をトレッド面の内側に設ける「ContiSealテクノロジー」によって実現させています。どちらのテクノロジーもトレッド面の内側に層を設ける仕組みですが、素材がまったく異なるため、同事の採用はおこなわれていませんでした。

 しかし、どちらもタイヤの働きを高めるテクノロジーとして欠かせないものなので、なんとか共存できないかと試行錯誤を繰り返した末に、ようやく製品化の目処が立ち、待望の製品化となったそうです。

 ブースの展示では、ドリルでトレッド面に穴を貫通させてエア漏れの少なさを確かめるデモがおこなわれていました。貫通させたドリルを抜くまでに、デジタルエアゲージの表示は適正空気圧の2.5barから変わらず、しっかり実証されていました。しかも数センチ間隔で何度もおこなっているにもかかわらず、結果は同じでした。

 コンチネンタルのブースでは、このほかにもカービング(溝掘り)のグラフィックが施されたタイヤの展示があり、ユニークなカタチで独自に培ったクラフトマンシップの技術をアピールしていました。


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往 機人 OU AYATO

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