「なんで素の商用車を展示!?」と思ったら激熱マシンかよ! 5速MT搭載のミライース「tuned by D-SPORT Racing」はホットハッチ好き歓喜の中身 (2/2ページ)

こんなクルマを我々は待ってた!

 それが、ダイハツ・ミライースのターボエンジン&5速MT搭載モデル。名前はズバリ「ミライース tuned by D-SPORT Racing」。見た目は完全に商用車のような佇まいなので、まさに素うどん、いや、ターボエンジンなのできつねうどんくらいか? 個人的にはこの商用車チックな見た目がツボだ。水平対向エンジンでお馴染みの某社の限定車みたいな名前な点には触れないでおこう。

 ご存じの人も多いかもしれないが、このクルマはダイハツのカスタムカーを多く手掛けるD-SPORTが試作したマシンがすでにロールアウトしており、全日本ラリーなどを出走していた。そのときから、「市販化は検討中です」なんていわれていたわけだが、それがついに現実味を帯びてきたわけだ。

 ちなみに隣に置かれているのはD-SPORTが「ミライース tuned by D-SPORT Racing 10時間耐久レース」への参戦に向けて仕立てたデモカーで、車高調や高耐久のブレーキパッドなどが装着されているが、最大のトピックはやはりナンバープレートが装着されている点。化粧プレートなどで隠していないことからも、アピールしたがっている点が伝わってくる。

 なお、車両の詳細は不明だが、見たところエンジンは3気筒ターボエンジン「KF-VET」だと思われる。これはとくにスペシャルなエンジンではなく、現在のダイハツ車に広く使われているもの。ミッションもコペンで使われているものなどがあるので、新開発などではなく、既存の技術などをうまく応用して、コストを抑えてくるはずだ。

 聞くと、「これはあくまでモータースポーツ参戦用のベース車で、以前展示していたGR SPORTS コンセプトとはまた別の扱いですね。販売も隣にあるレース車両にステッカーが貼ってあるように、SPK(自動車関連部品の総合商社)を挟む形を想定中です」とのこと。なお、台数限定なのか受注生産なのか、販売方法は検討中だ。

 車両をジロジロ見ると、定員4名を確保したロールケージ(ダッシュ貫通式!)や、堂々と……はしてないが、中央には5速までのシフトパターンが刻まれたシフトノブが鎮座。安全装備の「スマアシ」も付いており、サーキットでは切れるように工夫するそう。さらに、フロントブレーキを14インチサイズのベンチレーテッドディスク化させたり、機械式LSD、専用ECUなどの装着も予定している。

 専用ECUと聞けば、ワンメイクレースの開催も想定される。この車両であれば、参戦費用が相当抑えられそうなので、これは激アツ展開の予感!?

 ここまで仕上がっていれば、2026年中に販売されてもなんらおかしくない。価格もこれだけ簡素なら……淡い期待をしてしまう。いやぁ早く乗りたいぞ! ホットハッチ中毒者は今から貯金に励むべし。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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