昭和オヤジ感涙必至のミニ「トラック野郎」⁉︎ ダイハツが「軽のデコトラ」を本気で大発明した狙いとは【東京オートサロン2026】 (2/2ページ)

荷台にはカスタムの遊び心が溢れている

 荷台には、歴代ハイゼットを描いたパネルを配置した上に、トラックの象徴アイテムである「水中花シフトノブ」を立たせ、リフト状態で輪投げの的として遊べるようにしている。

 内装は、ダイハツや歴代のハイゼットにゆかりのある大阪府池田市の市花「さつきつつじ」と五月山動物園の名物「ウォンバット」、そして生産拠点のひとつ大分県中津市の市花「さつき」、これらモチーフにしたデザインをチンチラの模様として採用して、雰囲気良くまとまった作りだ。

 そして、このダンプ仕様を選んだことにも狙いがあったという。展示車両名にある「PTO」がそれだ。ダンプの荷台を昇降させる方式には大きく2種類があり、ひとつは「電動式」で、もうひとつが「PTO式」。どちらも昇降には油圧のシリンダーで行うが、その油圧ポンプの駆動方式が異なっているのだ。

 どちらもそれぞれのメリットがあり、用途に応じて使い分けられており、電動式は静かで操作がカンタンなのが特徴。もう一方の「PTO」というのは、「パワーテイクオフ」の略で、エンジンからパワーを取り出して油圧を作るため、強いトルクが引き出せるのが最大のメリットだが、エンジンから駆動を取り出すための切り替え操作が必要になる分、やや操作に慣れが必要だ。

 ダイハツは軽トラックのジャンルで唯一このPTO式を製造しているメーカーで、今回の展示ではその部分をさり気なくアピールしているというわけだ。


この記事の画像ギャラリー

往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

愛車
スズキ・ジムニー(SJ30)※レストア中
趣味
釣り/食べ呑み歩き/道の駅巡りなど
好きな有名人
猪木 寛至(アントニオ猪木)/空海/マイケルジャクソン

新着情報