ラリーから日常生活までこなすトライトンの頼もしさ
さて、今回の試乗車は季節柄、足もとはスタッドレスタイヤが履かされていて、さらに撮影日は東京湾アクアラインが通行止めになるほどの強風と、シチュエーション的には厳しい状況だったんです。もちろん空荷だったのですが、4WDモード(4H)に入れてしまえば、高速道路でもヒヤッとすることはまったくありませんでした。これも、私がトライトンに惚れた理由のひとつです。

最新の電子デバイスを使った4WDモードではなく、トライトンのようにセンターデフロック機構をもった4WD車の場合、通常4WDモードに入れると曲がりにくくなってしまい、日常走行には適さないのですが、トライトンはセンターデフをロックしない4WDモード=4Hモードをもっているので、驚くほど曲がります。
小まわり性もかなり高いので、狭い住宅街でも、ホテルやコンビニの駐車場でも困ったことは一度もありません。

「えっ!? このスペースにひとりで入れたの?」のと、驚かれることもしばしばですが、バックカメラも正確なので、本当に困ったことないんですよね(笑)。
ほかのピックアップトラックやクロスカントリー車だとこうはいかず、4WDから2WDにいちいち切り替えなければ曲がりにくかったりするわけですが、その必要がないのはやっぱりラク。ちなみに他車が2WDに切り替えた上で、切り返しが必要な狭いところでも、トライトンは4WDに入れっぱなしで一発で曲がれます。

風の強い日、雨や雪の日などなど、ほかに気を配らなければならないことが多い日こそ、余計な気を遣わずに安心して走れるのはうれしいポイントですよね。
あ! もちろん、とんでもない荒れ地では、センターデフロックする4HLcモードや4LLcモードもあるのでご安心を。

「そうはいっても大きいじゃない」というのも、よくいわれることなのですが、全長が長いだけで、全幅は最近の大型SUVと同じくらいだったりするくらいなので、取りまわしで困ったことは本当にナシ。
世界各国の険しい状況下で、本格的な仕事の相棒として活躍しているプロ仕様だけのことはありますね。

このイザというときのタフな性能と、日常生活の利便性というカバー率の広さと高さ、そして絵になるカッコよさ。この頼もしい包容力の高さがトライトンの最大の魅力だと思います。荷台に大きな夢を乗せて、私も走り続けますので応援よろしくお願いしますね!
※車両は旧型モデルです。一部仕様が異なります。
