グレード名が伝統として残るケースは多い
伝統のグレード名がそのまま使われることが多いホンダ
メーカー内での統一が図られているトヨタに対して、「車種ごとでバラバラ」の傾向が多いのがホンダだ。多くの車種に跨ったグレード名は、スポーツ系グレードである「RS」ぐらいといえる。なお、RSはレーシングスポーツではなく、「ロードセーリング」の略で、ハイウェイを悠々と水上を帆走するように走る…そんな走りの気もちよさへの思いが溢れたネーミングとなっている。
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ホンダはミニバンを中心に、象徴的なグレード名をしっかりと残してそのまま使っている印象だ。ステップワゴンのスパーダやオデッセイのアブソリュートなどがわかりやすい例といえる。また、伝統というにはまだ日が浅いが、エアーというグレード名もステップワゴンとフリードに採用されていて、ミニバンでは比較的グレード名の統一が始まった印象だ。
そのほかは車種ごとにグレード名が異なるので、自身が狙う車種のグレード構成はしっかりとチェックしておくのが必須だ。
日産伝統のグレードは「ハイウェイスター」
日産はグレードの集約化が進んでいて、標準車に1もしくは2グレード、その上にNISMOやAUTECHが用意されるのが基本形となっている。そのため、多くの車種に共通したグレード構成といったポイントは少ないといえる。多くの車種で用意されるのが「X」で、これが比較的需要の多い装備が備わった中間グレードといった位置付けなことが多い。
ただ、スライドドアを採用する乗用車に共通してラインアップされている上級グレードが「ハイウェイスター」だ。1995年にはじめて登場したハイウェイスターは、ラルゴにラインアップされたグレードでオーテックが手がけていた。しかし、いまや日産が標準車で送り出すグレードとなった。最上級グレードをベースにエアロパーツを装備しているのがその特徴となる。
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ここまで3メーカーを代表例としてグレード名の紹介をしてきたが、これはほんの一例。メーカーによってグレード名が統一されているか否かはまちまちといえる。
ただ、由来や背景がしっかりとある伝統のグレードや、あえて日本語を冠するグレードもあったりするので、グレード名は注目してみると面白い。こうした違いを意識しながらクルマのカタログを見てみると、より楽しさが増すはずだ。