「XYVYX」「AIRS」「横綱」! 謎すぎるクルマのグレード名8選 (1/2ページ)

個性的すぎる名前は1度覚えたら忘れない!?

車名はそのクルマの個性を表す重要なもので、自動車メーカーも専門の部署を設けて日々頭をひねりつづけている。同様にグレードもキャラクターづけとして重要で、最近はXなどシンブルなものが多く、時代による変遷もあるのが特徴だ。その昔であれば、グランドツーリングの頭文字、GTというのは高性能がひと目でわかるものとしてよく使われていた。ただ、なかにはユニークなものや読み方すら一見するとわからないものもあったりして、個性的なものが多かった。今回は変り種グレード名を集めてみた。

1)XYVYX

 史上最大の難読グレード名として有名だが、「ザイビクス」と読む。3代目ミラージュにあったもので、グレード名だけでなく、クルマそのものもユニークで、FFハッチバックなのに2シーター。

しかもリヤのガラスは商用車みたいに潰してあった。自由に遊んで欲しいということだったが、もちろん売れず。今なら車中泊とかで人気は出たかも? 3代目ミラージュには「スイフト」という、スズキ的なグレード名もあった。

2)煌

 こちらもヴォクシーでお馴染み、読み方は「きらめき」だ。まさにキラキラネームである。

兄弟車のノアには「煌」はないが、「Si W×B」というのはあった。「W×B」はダブリュー・バイ・ビーと読む。

3)AIRS

 2代目ハリアーで人気だったのがこちらで、エアーズと読みたいところだが、正解は「エアーエス」と文字通りでは読めないものだった。

意味としてはエアサス装着車を表していると言われると、少し納得。

4)デパート系や他分野ブランドとのコラボ

1990年代を中心に流行したのが、軽自動車でのコラボ系。ライフスタイルと直結してアピールしやすいからか、「ミラ・パルコ」、「ワゴンRロフト」などのグレード名が登場した。また、コンバクトカーではマーチがMUJIとコラボしていたが、正確には無印良品が、オリジナルマーチをプロデュースしたというのが正しい。

車名というかグレード名も「MujiCar1000」だった。またコールマンやLLビーンなどもあって、イメージをかき立てやすいのは確かだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報