出るからには勝ちたい! モータースポーツの登竜門「ジムカーナ」を始めるならどのクルマを買うのが正解か「予算別」に考えてみた (2/2ページ)

安いクルマでも古いクルマでもジムカーナは楽しめる

ルーキーが腕を磨くならコレ!

 つづいて、さらに予算が少なく、極力車両代を抑えて練習費用に回したいという学生や若者にぴったりなのが、トヨタ・ヴィッツ(NCP13/NCP91)、ホンダ・フィット(GD3/GE8)、マツダ・デミオ(DE5FS)、スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S)などのコンパクトカー。

 これらの車種は改造済み・ノーマル問わず、とにかく安い車両が多いことが魅力。中古含めた改造パーツも比較的豊富で、タイヤサイズといった観点からも、リーズナブルに腕を磨きたいというひとにピッタリだ。排気量のバリエーションが複数用意されるモデルもあるが、迷ったら1.5リッターモデルがいいだろう。

 公認競技会に出ようと思ったときには、参加する地区や格式によっては格上車種と戦わなくてはならない可能性があるので注意が必要だ。

あえて修羅の道を行くなら……

 おすすめするかは置いておいて、「戦えるクラスが用意されている」という観点だけに絞れば候補に上がるのが、三菱ランサーエボリューション(CT9A)、ホンダ・インテグラタイプR(DC2)、マツダRX-7(FD3S)、ホンダS2000(AP1/AP2)辺りの、いわゆる国産ネオクラスポーツモデル。

 こうしたモデルは未だ第一線で活躍しているのだが、その舞台となるのは手を入れられる範囲が広い改造車クラス。つまり、勝てるクルマを作ろうと思ったら、かかる費用は推して知るべしというところだ。それに、現行車より壊れやすいのに肝心の部品が廃盤、あるいは高価……という旧車ならではの問題も待ち構えているだろう。

 とはいえ独自の魅力があることも確かなので、相応の覚悟がある方はどうぞ。

自分がどこまでやりたいかが最終的なカギ

 ここまで紹介してきたのは、公認競技会で「勝つ」ことを考えた際のおすすめ車種の、あくまで一例に過ぎない。当然だが挙がっていないクルマでは始めるべきではないなんてことはないし、さまざまな車種でジムカーナを楽しんでいるひとがいる。

 また、肩肘張らないライトな競技会や練習会も各地で開催されているので、クルマの動きを知りたい、限界を試したい、という動機で始めるのもいい。

 これからクルマを買ってジムカーナを始めようという方は、ここで紹介した内容は頭の片隅くらいに入れていただいて、実際に競技に取り組んでいる選手やジムカーナショップに相談してクルマ選びをしていただくのが一番だろう。


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