絶賛盛り上がり中の「冬季オリンピック」をみたらクルマしか浮かんでこない! マニアが思い浮かべる「ミラノ」「コルティナ」の名が付くクルマとは

この記事をまとめると

■冬季オリンピック開催都市の「ミラノ」「コルティナ」の車名をもつモデルがあった

■ミラノはアルファロメオの本拠地であるため車名としての採用例がいくつかある

■フォード・コルティナは1956年の冬季五輪開催地「コルティナ・ダンペッツォ」が由来

冬季オリンピック開催でクルマを思い出すクルマ馬鹿

いよいよ始まった。何が始まったかって? それは4年に一度のスポーツの祭典、オリンピックだ。2026年は冬季オリンピックの開催年であり、現在開催中のミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは、史上初となる多拠点同時進行の大会としても注目を集めている。スノーボードのビッグエアやスキージャンプなど、早くも日本人選手の活躍も聞こえてきている。

しかし、クルマ好きがミラノ・コルティナと聞いてつい反応してしまうのは、やはりその都市名ではないだろうか。はからずもこの2都市には、都市名をそのまま車名に冠したクルマが存在していたからだ。そこで今回は、「ミラノ」と「コルティナ」というふたつの名前をもつクルマを振り返ってみたい。

まずはミラノ。ミラノと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、2024年にアルファロメオが発表したコンパクトSUVではないだろうか。その名もズバリ、アルファロメオ・ミラノだ。

しかし、これにはイタリア政府高官から物いいがついた。「ポーランドの工場で作られるクルマにイタリアの都市名を与えるのはいかがなものか」と。アルファロメオは即座に「法的要件は満たしている」と反論しつつも、その声を受け入れ、発表からわずか5日後に車名を「ジュニア」へ変更するという、いわば大人の対応を見せた。

じつはアルファロメオは、その前にもミラノと名付けたクルマを販売している。それはアルファ75のアメリカ仕様に与えられた車名だった。アルファ75はイタリアのアレーゼ工場で生産されていたからなのか、それとも販売エリアが北米に限定されていたからなのか、このときは物いいがつかなかったらしい。

そういえば、コンパクトハッチバックとして日本でも人気だったアルファロメオ・ミトも、その車名の語源は、「ミラノ」と「トリノ」の頭文字を組み合わせたものだったっけ。

お次はもうひとつの都市、コルティナ。そしてコルティナといえばフォード・コルティナだ。1962年にヨーロッパフォードが発売したこのミドルサイズセダンは、その名を1956年冬季オリンピックの開催地「コルティナ・ダンペッツォ」に由来する。まさに、冬季オリンピックがあったからこそ生まれた車名といっていい。

フォードはこのコルティナに高性能版のコルティナGTやロータス・コルティナを設定。これがモータースポーツで大活躍すると、一躍「コルティナ」の名は世界に知れ渡る存在となった。おそらく現在では、「コルティナ」と聞いて思い浮かべるのは、イタリアの都市よりもフォードのセダンという人が多いのではないだろうか。……いや、フォードを思い出すのは根っからのクルマ好きだけか。

と、今回は冬季オリンピック開催地であるミラノとコルティナ、その都市名が車名として与えられたクルマを振り返ってみた。そういえばプリマス・サッポロなんてクルマもあったなぁ。次回は歴代開催都市を振り返ってみようかな。


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