一握りのフェラーリオーナーのなかでもトップofトップだけが味わえる愉悦! お金だけじゃ手に入らない「ワンオフモデル」の世界 (2/2ページ)

誰もが羨む至高の1台

「F12TRS」(2014年)

 F12ベルリネッタをベースとしたこのモデルにカスタマーが望んだのは、1957年の250TRからインスピレーションを得ること。実際にはワンオフではなく2台が製作されるが、両車とも同じカスタマーに納車されている。

「SPアメリカ」(2014年)

 フロントのエアベントには250GTOのテイストも表れている。F12ベルリネッタがベースとなる、このワンオフのSPアメリカは大きな話題を呼び、同年フェラーリはソフトトップを採用したF12ベルリネッタのオープン仕様、「F60アメリカ」を10台限定生産するに至った。

「SP FFX」(2014年)

 ベースがシューティングブレーク・スタイルのFFであったことに、まず驚かされる2シーターのワンオフ・クーペ。660馬力のV型12気筒エンジンや、4WD機構の4RMはそのまま受け継がれている。

「F12 SG50 エディション」(2015年)

 フェラーリが、シンガポールの独立50周年を祝して製作したワンオフモデル。オーダーは同国のディーラーであるイタル・オートから行われた。

「458MMスペチアーレ」(2016年)

 288GTOにインスパイアされたディテールを採用して、458スペチアーレから製作されたのが、この458MMスペチアーレだ。イギリス人のカスタマーに納車された。

「SP275RWコンペティツィオーネ」(2017年)

 F12ベルリネッタのカスタマーが、それにより強力なF12tdfのパワーユニットを移植。さらに1960年代の美しい275GTBのスタイルを現代風にアレンジしようと試みたのが、このSP275RWコンペティツィオーネ・プロジェクトの始まりだった。

 今回は、フェラーリのスペシャル・プロジェクト・プログラムの始まりから、10年ほどの間に誕生したワンオフモデルを紹介してきたが、もちろんそれ以降も魅力的な作品が生み出されてきたのはよく知られているところ。次回は引き続いてそれらを紹介していこう。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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