IMXブースの86は日米ミックスのカスタムスタイル! インドネシアのカスタムカルチャーのレベルが激高だった【大阪オートメッセ2026】 (2/2ページ)

インドネシアでも人気な日本車と日本のカスタムカルチャー

 日本のカスタムカルチャーやチューニングカー、ひいてはカスタマイズブランドが海外でも高い評価を受けていることは周知の事実だが、インドネシアではどのように受け止められているのだろう?

「そもそも第一に、インドネシアの路上を走っている自動車の85%ぐらいは日本車なんですね。日本車の存在感が大きいですから、日本のカスタマイズが人気という素地はっもともとありました。それがインドネシアに入ってきて、最初にやり始めた人の後にフォロワーがついてきて、自分もやりたい・やってみたい、そういった人たちがどんどん新しく現れている状況だと思います。従来の既存の文化を、SNSなどを通じて目にしながら、情報交換がどんどん進んで、いろいろな国の伝統的なカスタマイズ文化に目が向いて、若者が熱をもって自分のクルマをこういう風に自分好みに仕立てたい、そういう人が多くなってきています」

 インドネシアの人口は2億8700万人と日本の2倍以上で、しかも平均年齢が30歳代ととても若く、クルマ好きの若い人たちが市場にどんどん参入している様子が窺える。ではインドネシアのカスタマイズならではの、独特の特徴として、アンドレさんの思うところをいくつか、挙げてもらった。

「日本(のカスタム)と少し違うところはエアロパーツに関してですが、このGR86もそうだと思いますが、とにかくワイドなもの、タイヤもファットなものを履かせて、サスペンションはエアサスで、ボディの高さ調整を楽しむ傾向が強いと思います。本当にギリギリまで落として低くしたがる。エンジンチューニングには、アメリカの影響が強いと感じますが、ワイヤーハーネス類はなるべく使わないで、すっきりと仕上げる傾向。まるでブロックのように組み込まれた状態を見せるということです」

 シャコアゲやSUVカスタムが流行っている日本とは逆に、カスタムのベースはコンベンショナルなスポーツカーのチューニング&カスタムだが、トレンドを追う目は日本以外の国にも向けられている。IMXは出展車両についても、自薦ですぐに会場に展示できるのではなく、カスタムの質を保つために主催者が事前選考を行っている。だからこそ、アンドレさんのジャケットの襟には、盾型ゴールドのバッジが光る。

「これはインドネシア政府機関に直轄される組織でもあるのですが、もともとは自動車クラブで、自動車産業の振興会を兼ねているのですよ。そこでインドネシアのカスタム文化を活性化していくという部会の役員に選ばれまして。さらに盛り上げていこうとしています」

 まさに熱っぽい上昇気流にのるインドネシアの自動車市場、カスタムカルチャーやカスタムシーンのしかけ人といえるアンドレさんだが、IMXの出展者の多くはすでに大阪オートメッセに足を運んでいる人も少なくないという。

「やはり発信の場には直接、見に行きたいですし、車両やパーツの仕入れの側面もありますから。インドネシアにもさまざまな職人やハイクオリティなツールがありますから、10月は日本からもぜひ、IMXに来場していただきたいですね」


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南陽一浩 NANYO KAZUHIRO

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