この記事をまとめると
■フェラーリの代表的ワンオフを年代順に整理した
■2018年以降に納車確認されたモデルに絞って紹介する
■公道用のみならずサーキット専用など多様なモデルが存在する
2018年以降の代表的ワンオフモデル
前回に引き続いて、フェラーリのスペシャル・プロジェクト・プログラムから誕生したワンオフモデルの代表作を紹介していくことにしよう。ここで代表作という言葉をあえて使っているのは、ワンオフモデルをオーダー、そして製作したカスタマーのなかには、その存在を一切知られたくないと考える人物もいる可能性が否定できないからで、したがってこのプログラム(それ以前はポートフォーリオ・コーチビルディング・プログラムと呼ばれていたことも、すでに触れている)は、これまでにトータルで何台のワンオフモデルを製作したのか、そして現在どれだけのプロジェクトが進んでいるのかも、その正確な数字を知る余地はない。今回は2018年から現在に至るまでの間に、納車が確認されたワンオフモデルを簡単に解説していく。
「SP38デボラ」(2018年)
2025年に新たなワンオフモデル、SC40が発表されたことでふたたび注目を集める存在となったSP38デボラ。488GTBをベースに、F40と308GTBにインスパイアされたボディが新たにデザインされたもの。SC40もまたF40を強く意識したことで、両車は直接の比較対象となった。
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「P80/C」(2020年)
フェラーリはそれを、発表時には究極のワンオフデザインカーであると紹介した。ベースはコンペティションモデルの488GT3で、もちろんこのP80/Cも公道走行はできない。そのエアロダイナミクスは488GT3のそれを超える。
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「オモロガータ」(2020年)
オモロガータとは公認済みの意。812スーパーファストをベースにフロントウインドウとヘッドライト以外のパーツをすべて一新。その名のとおり公道での走行が可能で、最高速では340km/h以上という数字を達成した。
「BR20」(2021年)
GTC4ルッソから製作された、V型12気筒エンジンを搭載する美しいファストバッククーペ。フェラーリは2014年にもFFをベースにSP FFXをワンオフで生み出しているが、こちらもそのデザインの美しさは秀逸だ。
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