祝新型CR-V日本デビュー……と思ったらアメリカにとんでもないCR-Vが爆誕していた! NSXだって軽くひねるその名も「ビースト」ってナニモノ? (2/2ページ)

ホンダCR-Vの「羊の皮をまとった獣」

 その結果、最大出力は800馬力というパフォーマンスをゲット。いつでもレースで走れるような仕上がりとなっています。

 また、シャシーも市販車とは違い、エンジンはミッドシップ、鋼管フレームによる新設計がなされています。アキュラNSX GT-3 Evo22のフロントサスペンション、インディカーのダラーラIR-18から流用されたプッシュロッド式リヤサスペンションといった足まわりに、XTRAK製6速シーケンシャルシフトというパッケージはもはやレーシングカーの構築と等しいもの。

 そして、スタイリングは往年のグループ5マシンや、日本のスーパーGTをほうふつとさせるもの。拡幅されたフレアフェンダーをはじめ、バタフライ式にかち上げるドア、とどめはリヤセクションがガバっと開くクラムシェル式ボディワークとくれば、胸が高まる方は少なくないはず。地を這うようなフロントスプリッターや、超大型リヤウイングなどでダウンフォースもフォーミュラカー並みに違いありません。

 発表当時、HPDの社長兼テクニカルディレクター、デイビッド・ソルターズは「このプロジェクトモデルは、ホンダCR-Vの『羊の皮』をまとった”獣”です」としつつ、「ホンダの『楽しく運転する』というコンセプトを表現しながら、最新のハイブリッド技術と私たちのクルマ文化のルーツを探っています」とコメントしています。

 なるほど、だったらビーストCR-Vも発売してくれ、と思う方もいらっしゃるでしょうがさすがに無茶というもの。まずは、新型CR-Vの発売を喜ぶところからスタートしようじゃありませんか(笑)。


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石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

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