まごうことなきロータスの「スーパーカー」! 「エスプリ」の集大成「ファイナルエディション」はたった79台の激レア車【21世紀スーパーカーFILE #016】 (2/2ページ)

見た目もパワーも大きく変わったエスプリ最終モデル

 だが、エスプリの進化は1980年代を迎えても、また1990年代に至っても止まることはなかった。そしてより強力なエンジンを求めて進化し続けたエスプリが最後に到達したのは、350馬力を発揮する3.5リッターのV型8気筒で、それは1996年から搭載が実現している。

 2002年に発表された「ファイナルエディション」は、そのモデル名が物語っているように、1975年以来4半世紀以上を生き続けたエスプリの、最終モデルとなったモデルである。ベースとされたのは「V8」で、スタンダードモデルと豪華なスペシャルエクイップメント=特別装備を追加した「SE」の2タイプが設定された。

 エクステリアでは「エリーゼ」とのイメージ統一を図ったと思われるリヤコンビネーションランプや新デザインとなったフロントとサイドのエアロエクステンション、やはり専用のOZ製ホイールなどがファイナルエディションの特徴。

 インテリアはエスプリシリーズのなかではもっともラグジュアリーなフィニッシュで、SEではキルティングレザーシートやパーフォレイテッドレザーによるドアガード、アルミニウム製のシフトノブなども採用されている。

 ミッドのV型8気筒エンジンは350馬力のまま、スペックに特別な変化はなかったが、ロータスが「シリーズ4」と呼んでいたフレームにはさらに改良が加えられたほか、前後のサスペンションはアジャスタブルタイプのビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製のスプリングをもつものに変更されている。そして、さらに高い制動力と耐久性を得るために、AP製のレーシングブレーキもファイナルエディションでは標準装備となる。

 ちなみにこのロータス・エスプリ・ファイナルエディションは、2002年の発表から2004年までの間にわずかに79台のみが生産されたという。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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