着地した姿はまるで箱! フレームを切り貼りしてフルカスタムしたAMENDのハイエースは職人技が光る宝石箱だった【大阪オートメッセ2026】 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2026にカスタムショップ「AMEND」が出展

■ブースにはグランドスラムしたハイエースを展示していた

■フレームを加工するなど大掛かりなカスタムを施している

このハイエースはただ車高を下げただけではない

 2026年も西日本最大級のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2026」が開催されました。毎年20万人規模を動員するビッグイベントで、今回は開催史上最多の700台を超える展示車両が集結。観客動員数は昨年を大きく上まわる21万人を記録しました。

 そんな大きな賑わいのなかで訪れたのは、たくさんのカスタム系ショップの出展がおこなわれている4号館です。会場を見まわっていると、なにやらコンテナのような物体が置かれているのが目につきました。近づいてみると、そのコンテナに見えた物体はハイエースでした。“着地”していたため、まるでコンテナのような佇まいに見えたのでした。

 そのハイエースが置かれていたのは「AMEND」のブースでした。「AMEND」というと、2024年の大阪オートメッセに、スズキ・キャリイにバイクのGSX-1300隼の200馬力エンジンを搭載し、カプチーノの足まわりを移植するという大胆なカスタム車両を展示していたカスタムショップです。

 その「AMEND」の作となれば、ただ車高を下げただけ、ということはないでしょう。そもそもハイエースは後輪がリジットアクスルのため、そのままでは着地させるのは不可能な構造のクルマです。

 さて、どんなギミックで着地を実現させているのかと、興味津々で後ろにまわりこんでみると……、なんとシャーシをガバッと切り取って、着地のための新たなフレームを新設していました。

 トラック系のローダウンカスタムには、昔から“Cノッチ”という、フレームの一部を上に持ち上げる加工で車高短を実現する手法がありました。昨今ではそれと同じノリで、サスペンション支持部を含むフロア丸ごと切り取って持ち上げ、ボディをドロップさせる方法もありますが、このハイエースでは、サスペンションとプロペラシャフトが収まるフロアをごっそり切り取って、新たなフレームを増設して着地を実現していました。

 これはかなり手間のかかる手法だと思いますが、以前のキャリイと同様に、「AMEND」の持つ加工技術のプレゼンの一環として、あえて困難な手法に挑戦したようです。そのため、ただ無骨に角パイプを組んで強度だけを確保するような方法ではなく、見栄えをかなり意識した手間のかかる造形がほどこされたフレームワークを披露しています。


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往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

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