この記事をまとめると
■コインパーキングは急にできたり廃業していたりする傾向が多い
■背景には空いた土地で「とりあえず始める」地主が多いという事情がある
■初期投資が少ないので収益が出ないときにはやめやすい
コインパーキングが頻繁にできたり消えたりする理由
出かけた先でいつものコインパーキングを利用しようと思っていたら、いつの間にか駐車場ではなくなっていた……といった経験はないだろうか。その反面、商業地域や駅前ではない、住宅地のなかに突如コインパーキングができていたりと、コインパーキングはできたり消えたり、入れ替わりが激しい。
ではどうして、コインパーキングは短命なところが多いのか?
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いくつか理由があるようだが、もともとコインパーキングは遊休地の有効活用的な要素が大きく、店舗や住居を建てるなど、ほかの土地活用が決まるまで、あるいは土地の売却先が決まるまでの暫定的なビジネスになっているのが大半だからだ。
また相続したけれど、直近で利用する予定がない土地などは、運営会社と一括借り上げ契約を結んで、とりあえずコインパーキングでも……というパターンも多くみられる。
コインパーキングは、建物の建設費もいらないし、狭小地や変形地、傾斜地でもOK。初期投資がほとんどいらないし、転換転用も簡単なのだ。
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しかしそのぶんライバルも多く、運営会社の賃貸借契約期間が終了したタイミングで廃業してしまうパターンも少なくない。
もともと腰を据えて長期的にコインパーキングを運営しようという地主が少ないので、思ったよりも儲からなかったり、もっと収益性の高い、マンションやオフィスビル、店舗などを立てる話がまとまれば、そちらに乗り換えるのは自然な流れといえるわけだ。
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ほかにも、より大きな商業施設がちょっと離れたところにできたり、周辺環境が変化して、稼働率が下がったりすると、運営会社が撤退するといったケースもある。
いずれにせよコインパーキングは一時的なつなぎとして運用されているパターンが多いので、これからも全国的に入れ替わりは激しい状態は続くだろう。