ブガッティが400万円って安っ! ……と思ったら自転車って高っ! マニアが見れば400万円が納得のスーパーチャリンコの中身とは (2/2ページ)

ただ速く走るためだけに作られた究極の自転車

 じつは自転車のフレームは、クルマでいうところのFIAのような形でUCIという組織があり、この組織が各種競技の統括、運営をしている。そのUCIの認可を受けたフレームでないと、プロツアーをはじめとした競技に出られないのだ。このファクターの「ONE」というフレームももちろん認可を受けている。

 しかし、ここからがこの「Bugatti Factor ONE」の凄みだ。なんと、このフレームではブガッティのブランドイメージとスペックを最優先とし、UCIの認可を度外視した仕様に作り直しているのだ。そのキーとなるのがフロントフォークである。空力を最優先したこのパーツは、「Bugatti Factor ONE」用の専用設計。最強のエアロダイナミクス実現のために導き出した答えが、ここに詰まっている。なお、この規格無視の自由かつこだわりの設計によって、UCIモデルでは出せないような極限ともいえる低ドラッグ値を記録しているという。

 また、採用されるパーツも徹底的にこだわっており、ギヤやブレーキなどのコンポーネントはアメリカのSRAM製(もちろんフラッグシップクラスのパーツ)をはじめ、当然のように一流ブランドのパーツで構成。

 極め付けはハイパーカーのホイールセットを彷彿とさせるホイールだ。インストールされるのは、ブラックインク製のハイパー62と名付けられたモデルで、これは前後ペアでわずか1298gという驚異的な軽さを誇る逸品。徹底的に空力を意識したフレームに負けない足まわりとしている。そのほかにもサドルやタイヤなども「Bugatti Factor ONE」の専用品をセットする。

 なお、この「Bugatti Factor ONE」、クルマと同じで乗り手次第ではあるが、理論上は現在市販されているフレームのなかで、もっとも高効率で、速く走ることができるそうだ。UCI系のレースでは使用できないが……。

 世界限定250台としているほか、カラーはこのブルーが基本だが、ブガッティのオーナーであれば愛車と同じ色にもできるそう。つまり、青以外の「Bugatti Factor ONE」をもっている人をもし見かけたら、クルマももっている大金もちということだ。

 このフレームのために250本だけ製造された、最新最強のフロントフォークを備え、世界最高峰のパーツで構成された、ブガッティの自転車が418万円……ほら、お買い得に見えてきたのではないだろうか!?


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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