この記事をまとめると
■トヨタは2025年のSEMAショーでカローラクロスNASUエディションを発表した
■日本の栃木県・那須からインスピレーションを受けたとされるがボディカラーは紫
■茄子と那須をかけたダジャレにとどまらないトヨタのアウトドアコンセプトが込められている
紫色ボディのカローラクロスの正体とは
茄子と那須をひっかけたとされるトヨタ・カローラクロスNASUエディション、2025年のSEMAショーに出品されるや全米のアドベンチャー好きから熱い視線が送られているようです。
茄子色、すなわちパープル系の艶やかなボディにペイントしつつ、NASUエディションとしたのはMTBやダウンヒルの人気ステージ栃木県の那須岳へのオマージュ。シャレも効いていますが、コンセプトカーの仕上がりは本格的なもの。アメリカはもとより、日本でも発売されたら冒険好きがこぞって欲しがりそうな1台です。
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このユニークなネーミングのコンセプトカーは、北米トヨタが2025年11月にラスベガスで開催されたSEMAショーで初公開しました。日本の栃木県・那須の山岳風景やアウトドア文化からインスピレーションを得て開発されており、その名の通り「冒険心」を刺激するような仕上がりとなっています。ベース車両は「カローラクロス ハイブリッド」で、約200馬力のAWDハイブリッドシステムを搭載し、オーバーサイズのオールテレーンタイヤを装着するなど、悪路走破性にも抜かりありません。
目を引くのは、そのタフなエクステリアデザインで、車高アップをはじめオフロード志向を前面に押し出した専用ボディキットがアウトドアイメージを広げてくれます。これらはアクセサリーの開発を担当するサービスパーツ・アクセサリー開発チーム(SPAD)によって設計・製作されたもので、クオリティはもちろんフィッティングはパーフェクト。エアスクープが追加されたボンネットフードや、可動式ルーフラックなど多くの来場者から注目を集めたとのこと。
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さらに、マウンテンバイク・ジュニア世界チャンピオンであるエイサ・ヴァーミット選手へのオマージュとして、カスタムされたダウンヒルバイクをルーフラックに積載。MTBファンにはおなじみのフレームワークス製のバイクで、カローラクロスNASUエディションと同色のカラーリングが印象的。ちなみに、ハイエンドなサスペンションのFox 36フォークや、常勝チーム御用達といわれるガルファーのブレーキコンポーネントなど、コンセプトカーに勝るとも劣らぬ魅力がもたされています。
カローラクロスといえば、手ごろでありながら堅実なSUVというイメージでしたが、NASUエディションは冒険心に加え、実用的なタフネスさを融合させたことで新鮮な世界観を築き上げたといってもいいでしょう。実際、SEMAショーでの反響は大きかったらしく、観客はもちろん、各メディアが大きく取り上げていました。
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茄子と那須をひっかけるシャレにとどまらないトヨタの本気度が詰まったこのコンセプトカー。茄子の花言葉は『真実』だそうですから、ナスエディションがいつの日か『現実』のラインアップとして日本のディーラーに並ぶ日がくるかもしれませんね。