中古車が溢れかえっている!?
と、そんな状況から半年以上経った2025年末、ジムニーノマドに動きがあった。それが、2026年1月30日〜2月28日で2型の受注を受付するというニュースだ。これは、納車順が抽選になるというシステムで、文面だけ見る限り、期間内に応募すれば、原則誰でも購入できるようになるというシステム。なお、聞くところによると、2026年7月1日の2型販売開始のタイミングから9月くらいまでは、1型から2型に変更した人へ先にデリバリーされる模様。
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そんなジムニーノマドの2型は現在、抽選での割り振りを終えて、ディーラーにて通常の受注を受け付けているという。つまり、2025年の悲劇から一転して、納期はともかく、誰でも買えるという喜ばしい(!?)事態になっている。
この購入検討者からは嬉しい状況となっている一方で、じつはとんでもないことになっている市場がある。そう、先ほどの中古車市場だ。なんと、大手中古車サイトで現在ほぼ未使用ともいえる個体がゴロゴロ、なんと全国で1000台以上も在庫しているのだ!
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価格は1番安いモデルで総額308万円から用意されており、流通している多くは300万円前半から狙えるようになっている様子。なかには500万ないし600万円オーバーというモデルもあるにはあるが、カスタムされているモデルだったりするので、高額すぎる物件はちょっと例外といえそうだ。ちなみに、多くは走行距離数百キロ台となっており、転売目的で仕入れられたと思われる(一部1万キロ前後の個体もあるが)。
つまり、中古車相場ではいま、ジムニーノマドが飽和しているのが実情だ。一部店舗では、「いまなら2型とほぼ同じかそれ以下の総額で即納できます!」なんて宣伝を打ってるところがあるほどだ。たしかに、安い物件の総支払額表示を見ると、2型は292万6000円(5速MT/4速AT)に諸費用を合わせた額よりは安く買えそうな物件もチラホラ。
この背景には、時間がかかるとはいえ、いつでも買えるようになったことによるプレミア性の欠如や、だんだん街で見るようになってきたという飽き、一部からいわれている細かい不具合(におい問題、左下り問題、塗装不良)が、過剰に影響していると思われる。人気モデルなのは間違いないが、ブームが一旦落ち着いたといってもいいかもしれない。
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ただ、現在市場に溢れているジムニーノマドは1型ということもあり、2型と違いバンパーまわりにセンサーなどがないので、カスタムしやすいという大きなメリットがある。カスタム派にとっては、300万円台前半で購入できるなら、中古(といってもほぼ未使用)も悪い選択肢ではない可能性もある。最安値クラスの物件は、1型の新車価格を考えると、ちょうど乗り出しの価格といい勝負といったところだろうか。
1000台以上が中古車市場に溢れてしまっている実情は悲しい現実だが、さらに飽和すればもっと買いやすくなることは間違いないだろう。より多くの人がジムニーノマドを楽しめるようになる日は、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。