国内のホンダのEVでもっとも長い航続距離を誇る
そのほかの特徴としては、インテリジェントヒーティングシステムという、一風変わったヒーターシステムを導入している点も見逃せない。これは、シートやステアリング、インテリアの各ヒーターの協調動作を可能とする機能で、後席の乗員有無を自動判別し、空調出力と消費電力の最適化を行うAUTOモードを備えるほか、輻射熱を用いたパネルヒーターをドアパネルなどに新たに組み合わせることで、従来の温風ヒーターに比べて省電力かつ、静かで乾燥しづらい温暖環境を実現。触っているとじわじわ暖かくなるドアパネルは、なんとも不思議な感覚だ。
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また、一部輸入車や高級車で採用されているアロマディフューザー機能も、今回の「インサイト」には採用されている。これは、エアコン作動時に室内に香りを広げるもので、6種類の香りを放つカートリッジを、車内に最大3本まで装着できるというもの。ディスプレイオーディオ画面から香りを選ぶことができる。
冒頭で述べた”圧倒的な心地よさ”を叶えるための機能のひとつだ。このほかにも、BOSEによる専用設計のプレミアムオーディオも導入される。
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気になるスペックだが、4代目「インサイト」は、WLTCモードで535kmの航続距離を達成したほか、急速充電を利用することで、充電残量警告灯が点灯した時点から80%までの回復を約40分とし、実用性が高い点もポイントとなる(急速充電器の出力が50kW以上の場合)。もちろん、先進安全装備のHonda SENSINGも導入されている。
ディーラーオプションで用意されるAC外部給電器、「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用すれば、最大1500Wまでの電気を取り出すことができ、アウトドアや非常時でも電気を確保することができるのも「インサイト」の強みだ。
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と、現時点で国内で展開されるホンダ車でもっとも長い航続距離を誇る4代目「インサイト」の中身をここまで駆け足で述べてきたが、気になるのは価格だろう。
4代目「インサイト」は1グレードのみの展開とし、価格は550万円。国内限定3000台の販売で、新車販売オンラインストア「Honda ON」専用モデルとして、数量限定でホワイト内装を設定する(ボディ色はダイヤモンドダスト・パール、クリスタルブラック・パールのみ) 。
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ただし、2026年度のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)は、130万円支給されるので、全国どこに居住していても、年度内の予算内で申請すれば、実質負担額は420万円となる。これに、居住地の自治体の補助金をあわせれば、300万円台で購入することもできる地域もあるだろう。
日本市場に再び舞い戻ってきた4代目「インサイト」。窮地に立たされているホンダを救う救世主になるのか、2026年注目の1台だ。