自動車部の学生たちが鎬を削る「フォーミュラジムカーナ」の安全は「トヨタ整備学園」が応援する! 新たな協賛として「学校」が加わったワケ (2/2ページ)

自動車関連の教育者という新たな進路の提案

──では、今回フォーミュラジムカーナに参加されたのは、生徒募集が目的なのでしょうか?

トヨタ整備学園:今回は生徒募集というより、まず大学生たちに我々の存在を知ってもらいたいという想いが大きいですね。自動車部の学生たちは、将来的にクルマ関連の仕事に就きたいと考えている人が多いと思います。ただ、就職先として思い浮かぶのは、自動車メーカーやパーツメーカーが中心でしょう。一方で、我々のような「教育」という業界の仕事は、まだあまり知られていません。だからこそ、こうしたイベントを通じて「こんな仕事もある」「こういう業界もある」ということを知ってもらいたいんです。

──確かに、自動車部出身ならクルマの基礎知識もありますし、教える側にも向いていそうですね。

トヨタ整備学園:そうですね。クルマが好きで人と接する仕事がしたいとか、人に教えることが好きな人には向いている仕事だと思います。たとえば塾講師の経験があって、「教える楽しさ」などを知っている人にはピッタリかもしれません。

──では最後に、フォーミュラジムカーナに期待することを教えてください。

トヨタ整備学園:実際に来てみて感じたのは、このイベントはリクルート色がかなり強いということですね。学生と自動車業界がつながる、非常に貴重なハブになっていると思います。こういうイベントはなかなかありませんから、今後も長く続いてほしいです。

──「若者のクルマ離れ」といわれますが、印象は変わりましたか?

トヨタ整備学園:熱量の高い学生が本当にたくさんいると感じました。クルマ業界に就職したい学生は多いと思いますが、まだ職種や業界についての情報を十分にもっていないんです。だからこそ、こうしたイベントが増えれば、学生たちにとって学びの場にもなるし、業界研究の場にもなると思います。

──今日はありがとうございました。このあとも競技が無事に進行されるように安全チェックをよろしくお願いします。

 2026年シーズンよりフォーミュラジムカーナの協賛企業に加わったトヨタ整備学園。その狙いは単なる学校のPRではなく、「自動車教育者の育成」という、さらに先を見据えたものだった。もしかすると将来、ここフォーミュラジムカーナに参加していた学生のなかから、自動車整備士学校で教壇に立ち、次世代のクルマ好きを育てる教師が誕生するかもしれない。


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