中古車市場では新車価格以上のプライスで取り引きされる
スリーサイズは、全長3990mm、全幅1870mm、全高1185mmと、コンパクトながらワイド&ローフォルムが与えられていたのが印象深い。これは不必要に馬力を上げるよりも軽量化を視野に入れたもので、背後に横置き搭載される1750㏄直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボエンジンは、最高出力がジュリエッタ クアドリフォリオヴェルデよりも5馬力増の240馬力/6000rpmとされている。また、350Nm(35.7kgm)の最大トルクを2100~4000rpmという幅広い回転域で発生する。
これにより、パワーウェイトレシオは4kg/ps未満となり、加速性能においても0-100km/h加速は4.5秒とクラストップ、最高速度は258km/h(いずれもメーカー参考値)を達成している。
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これに6速DCT「Alfa TCT」が組み合わされ、シーケンシャルシフトのマニュアルモードとオートマチックモードのイージードライブを使いわけることができる。
また、路面や走行状況、ドライバーの意思に応じたパフォーマンスが得られるよう、電子制御式システムの作動を変化させる「D.N.A.システム」が搭載されており、既存の「All weather」、「Natural」、「Dynamic」の3つのモードに加えて、電子制御式デバイスの介入が最小化される「Alfa Race」モードが設定された点が新しかった。
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サスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーン式、リヤがマクファーソンストラット式となり、40:60の前後重量配分にあわせて、標準モデルではフロント205/45R17、リヤ235/40R18、ローンチエディションでは同205/45R18、235/40R19と前後異径のタイヤが装着されている。
ブレーキは、フロントにドリルドベンチレーテッドディスクにブレンボ製4ポットキャリパーが組み合わされており、100km/hからの停止距離はわずか36mを実現している。
ドライブフィールはけっこうスパルタンで、軽さを武器に、いかにもミッドシップらしいハンドリングを示し、行きたいところに自由自在に行けるような感覚を楽しませてくれる。エンジンも、この軽量な車体を引っ張るには十分すぎるほどパワフルだ。
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中古車サイトで調べてみると、新車価格を下まわっている個体のほうがはるかに少ない。やはりその価値が認められて、プチプレミアが付いている状況だ。
なにせこのクルマ、生い立ちからして特別なうえに、カーボンモノコックとカーボンボディを採用しているのだから、よくぞこの価格で販売されたものだといまさらながら思わずにいられない。それどころか、よくぞこんな奇跡のようなクルマを商品化したこと自体にも恐れ入る思いだ。