今度のブガッティは500km/hオーバーってマジか! シロンをぶっちぎる「ボライド」は「ニュルを5分半切り」で走れる可能性!! (2/2ページ)

運動性能は世界最高峰

 0-100km/hを2.2秒、0-200km/hを4.4秒、さらに0-300km/hを7.4秒、0-400km/hを12.1秒、そしてなんと20.1秒で0-500km/h加速をこなすとされたボライドのコンセプトカー。最高速はもちろん500km/hを上まわり、ブガッティによれば、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)を、5分23秒1でラップする運動性能をシミュレートすることができたという。

 このコンセプトカーに引き続いて2023年4月に発表されたプロダクション仕様のボライドには、いくつかの変更点があった。それが40台の限定生産を計画したサーキット走行専用車であるというコンセプトに変化はなかったものの、ミッドのW型16気筒+4ターボエンジンのスペックは、最高出力が1600馬力、最大トルクが1600Nmという数字に改められた。これはコンセプトカーのテストでは100RONのガソリンを使用していたのに対して、プロダクションモデルでは98RONの使用を前提としたため。

 ドライウエイトも1450kgへと若干増加しているが、それでもパワーウェイトレシオは0.9kg/馬力というから、ボライドの運動性能が世界のトップクラスにあることは変わらない。実際、ブガッティからは、0-300km/h加速で11.5秒、そして電子制御リミッターの作動による501km/hの最高速といったデータが公開されているのだから。

 これまで長く続いた8リッターW型16気筒+4ターボエンジンの歴史に終止符を打つブガッティ。はたして彼らは次なる時代にどのようなパワーユニットを提案してくるのだろうか。そしてそれは、このボライドを超越する魅力と感動を、世界のスーパーリッチへと届けてくれるのだろうか。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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